NHKは誰の情報で動いているのか――ロン・ステスロウ報道に見る対中報道の怪しさ
NHK BSの報道番組が、共和党内部からトランプ批判の人物が現れたとしてロン・ステスロウを取り上げた。中国共産党による対米・対日情報工作が疑われる中、NHKがその文脈を見抜かず、むしろ中国側の情報に乗せられているのではないかという疑念を論じる。
2020-03-03
NHKは誰の情報で動いているのか――ロン・ステスロウ報道に見る対中報道の怪しさ
今、NHK BSの報道番組で、ロン・ステスロウという、トランプを批判する人間が共和党内部に現れた等という妙な報道をしている。
この男の顔つき、表情を見た瞬間、私は、これまで何度も書いてきたことを思い出した。
中国や韓国の工作下にある人間の表情には、一定の特徴がある、ということである。
まず、この男は、とことん薄っぺらである。
その言葉にも、表情にも、芯がない。
米国共和党内部からトランプ批判が出てきたという構図を、NHKは嬉々として伝えているように見えた。
だが、その背後に何があるのか。
誰が、どのような意図で、そのような人物を日本の視聴者に見せようとしているのか。
そこを考えなければならない。
中国が、トランプ政権をどれほど嫌っているかは明らかである。
トランプ政権は、中国共産党の横暴に対して、戦後初めて本格的に対峙した米国政権だったからである。
そのトランプを共和党内部から批判する人物が現れた、という話は、中国共産党にとって、まことに都合がよい。
中国にとって都合のよい情報を、NHKがそのまま日本国民に向けて流しているのではないか。
私には、そう見える。
NHKは全く分かっていないのか。
いや、分かっていないのではない。
中国側から情報提供され、それに飛びついているのではないか。
つまり、中国の情報機関に操縦されているのではないか。
中国が、様々な政府機関を伊達にNHKの周囲にたくさん置いているのではない。
その多くが情報機関であることは、ほぼ間違いがないだろう。
日本の公共放送が、本来為すべきことは何か。
それは、中国共産党がどのように世界に対して情報工作を行っているかを、国民に知らせることである。
米国の内政をめぐる報道であっても、中国の意向と無関係ではない。
特にトランプ政権への批判を、日本の公共放送がどのような文脈で扱うのかは、極めて重大である。
単に、共和党内にも反トランプの声がある、などと報じれば済む話ではない。
それは誰の声なのか。
どのような団体とつながっているのか。
どのような資金や情報の流れがあるのか。
中国共産党にとって、どのような意味を持つのか。
そこまで見なければ、国際報道とは言えない。
NHKは、またしても、その最も重要な視点を欠いている。
いや、欠いているのではなく、意図的に外しているのではないか。
日本国民は、NHKの国際報道を、決して無批判に信じてはならない。
特に中国、韓国、米国、トランプ政権に関わる報道については、背後にある情報工作の可能性を常に疑わなければならない。
公共放送という名の下に、国民から受信料を徴収しているNHKが、中国共産党にとって都合のよい情報を流しているとすれば、それは単なる偏向報道では済まない。
国家的な問題である。
日本の安全保障に関わる問題である。
中国共産党は、軍事だけで攻めてくるのではない。
経済で攻める。
外交で攻める。
教育で攻める。
そして、メディアを通じて攻める。
NHKがその戦場の一部になっているのではないか。
私は、強い疑念を持っている。