歴史認識と報道の責任を世界へ問う――『文明のターンテーブル』人気記事50の記録
以下は、2018年3月22日付で掲載した、前日に人気を集めた『文明のターンテーブル』のページ上位50件の記録である。
一覧の中で目を引くのは、日本語の記事とともに、多くの言語に訳された論考が並んでいることである。
英語、トルコ語、タイ語、イタリア語、スペイン語、中国語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、韓国語、さらに北欧諸語やアラビア語、ロシア語など、発信の広がりが見て取れる。
繰り返し登場する主題は、慰安婦報道と歴史問題の経緯、日本メディアの戦争への関与、韓国をめぐる論考、そして日本の憲法改正である。
同じ主題の各言語版が上位に並んでいる点は、日本の歴史と報道をめぐる問題を、世界の読者にも伝えようとしてきた本欄の姿勢を表している。
日本語の記事には、朝日新聞の報道、中国や朝鮮半島による対日宣伝工作への批判、森友問題、北朝鮮による拉致問題などを扱った章も含まれている。
それぞれの見出しには、筆者が当時、何を問題として取り上げ、何を読者に問おうとしていたかが表れている。
この一覧は、各論考の内容をたどるための入口であり、当時どのページが多く読まれていたかを残す記録でもある。
歴史をどう伝えるのか。
報道は何を伝え、何を見落としているのか。
日本の進路を、日本人自身がどのように考えるのか。
そうした問いを多言語で発信してきた『文明のターンテーブル』の、一つの足跡がここにある。