アステラス社員を釈放させるのかと思ったら違った。 岩屋は村山談話を持ちだし「深い反省と謝罪を表明した」と支那が発表した。谷野はいつまで日本に祟るのだろう。
以下は1月16日号の週刊新潮に掲載された高山正之の連載コラムからである。
本論文も彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を証明している。
随分前に、世界中のプリマから大変な尊敬を受けているモナコ王立バレエ学校の老女性教授が来日した。
その時に彼女が芸術家の存在意義について語った言葉である。
『芸術家が大事な存在なのは、隠された、隠れた真実に光を当てて、それを表現する事が出来る唯一の存在だからです。』
彼女の言葉に異議を唱えるものはいないだろう。
高山正之は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであるだけではなく、戦後の世界で唯一無二の芸術家と言っても全く過言ではない。
私が、今の世界で、最もノーベル文学賞に相応しいのは、高山正之を措いて他にはいない、と言及している事の正しさを、本論文も見事に証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
ある外交官の大罪
どこかの家具屋の社長が「支那人は頭がいい。日本人の祖先は支那人で、そのDNAのおかげで知能が高い」とか言った。
それは違うと思う。
なるほど支那には文化がある。
青銅器文化に始まって鉄器文化、火薬、羅針盤などなど。
ただそれは長城を越えてきた異民族王朝がもたらしたものだ。
支那人、つまり中原に住む漢民族はそういう征服王朝の奴隷にされてきた。
自分の文化と言えば纏足とか凌遅の刑とか。
恥ずかしくて他人様にも言えない。
それに奴隷生活が長いから性格は悪い。
嘘つきで性は残忍とくる。
「赤ン坊を放り上げて銃剣で刺した」は第一次大戦時に米紙が「残酷な独軍」の行為として流したデマだが、その出典は資治通鑑である。
支那人が昔からやってきた手法なのだ。
その性格は生きている。
蒋介石は追及する日本軍の足を止めるため黄河を決壊させて自国民89万人を溺死させ、1250万人が家を失った。
「日本軍が舟艇を出して被災民を助け、糧食を分け与えた」とブルックリン・デーリー・イーグル紙だけが小さく伝えた。
しかし蒋介石は米国の傀儡だから彼の犯行とはどこも書かなかった。
上が大量殺戮をやるから下もそれに倣う。
少し前に支那人留学生3人が福岡で押し込み強盗をやって幼女を含む一家4人を殺した。
警察も公表できない残忍な手口だった。
昨年9月、深圳で日本人学童が殺された。
同じように残忍な手口だった。
嘘つきの習性も治らない。
アステラスの日本人社員を拘束したが、容疑は出鱈目。
同社は臓器移植の拒絶反応を抑える薬を出している。
習近平が脳味噌を移植したとかの秘密に触れた可能性もある。
支那人は都合が悪ければ外国人でも平気で口封じをする。
家具屋の社長は「支那人のDNAが日本人に入っている」と言う。
しかし日本人は嘘を言わないし、残忍でもない。
悪いDNAを持っていないいい証拠だろう。
ただ問題なのは、この家具屋の社長と同じに支那人を誤解している外交官がやたら多いことだ。
例えば支那朝鮮の専門家、谷野作太郎だ。
彼は「支那との和解」と「朝鮮との植民地支配の償い」がモットーという。
いかりや長介に言わせれば「ダメだこりゃ」外交官になるか。
谷野の名が最初に出たのは天安門事件直後の「天皇ご訪中」問題だった。
陛下の政治利用は厳に慎みたい宮沢首相にアジア局長だった谷野が食って掛かった。
結局、宮沢は彼に押し切られて支那の思惑通りに天皇訪中が実現した。
谷野が次に手掛けたのが朝日新聞捏造の慰安婦問題だった。
谷野は官房長官の河野洋平がとろいのにつけこんで、あたかも強制連行された慰安婦が実在したかのような河野談話を作り上げた。
おまけに文言について谷野が韓国側とすり合わせもやっていたことが後に安倍政権の検証で明らかにされている。
そして戦後50年の節目に出された「村山談話」だ。
河野談話と同様にこれも谷野が書き下ろしている。
中で「(日本は)植民地支配と侵略によってアジア諸国の人々に甚大な苦痛を与えた」と書いた。
谷野の信念そのままだが、例えばトインビーは「日本は白人が神ではないことを証明し、アジアの国々を解放した」と言う。
クリストファー・ゾーンも「西欧帝国主義を終わらせた」と評価する。
マハティールも「日本はアジアを解放したうえに近代化ももたらした」と。
しかし谷野は聞く耳は持たない。
元気に後輩外交官を指導して「日本は侵略した」と語り続ける。
先日、石破の使いで岩屋毅外相が支那に行った。
アステラス社員を釈放させるのかと思ったら違った。
岩屋は村山談話を持ちだし「深い反省と謝罪を表明した」と支那が発表した。
谷野はいつまで日本に祟るのだろう。
2024/12/8 in kyoto