ユーロ危機でドイツの責任を突いた知性――米国の経済学者の鋭さと、日本の経済報道の遅れ

2024/03/20

数ヵ月前、最初のギリシャ危機があった頃、NHKがヨーロッパ各国の経済官僚及び代表的経済学者達にアメリカの高名な経済学教授を交えてテレビ討論番組を放映した事があった。
読者の方の中にもこの番組を見られた方はいると思うが、この時、アメリカの高名な経済学者が、ドイツに対してドイツの果たすべき役割について論説を為したのだが、極めて舌鋒の鋭い論説であった。
その理由について、8月15日号のAERAで私が何度か言及してきた、当時の朝日新聞経済部記者、山田厚史(今はAERA編集部)が簡潔な分析をなしている。
まあ、これぐらいの分析ができなければ経済部の記者でございます等とは、とても言えない訳ではあるが。
この章で、私が伝えたい事は、アメリカの、一流の知性の鋭さ、凄さという事についてである。
日本は半年も過ぎてから、鋭さの尻尾に到達した位の、論説が出てくるマスコミではあるわけだ。

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