「市場は正しい」の真意――市場の声を聴き、世界を導く国家の責任
2016/1/27
結局、市場は正しいと前章で書いたのは、市場が無条件で正しいと言う意味ではないことは無論である。
市場が、その時々に出しているサインは、正しいと言う意味合いの事だと言う事は、慧眼の士に、補注する必要はないと思うが。
ヘッジファンドなどが、為替先物で円高に振って、儲け、同時に日経先物では株安にかけて更に儲けるという、
自分たちが、売買高の7割を占めている事を利用して行う取引の事ではなくて、
世界経済の動向の中で、今の様な態様である時に、市場が発する声…大体、誰にも聞こえる声である。
朝日新聞などや浜のおばさんなどには、聞こえない声だろうが。
普通のまともな頭脳を持っている人間になら、誰にも聞こえる声のことを、市場は正しいと言ったのである。
その市場の声を聴くだけではなく、市場を導いてゆく、それが世界のリーダーである国の役割なのだと私は言っているのだ。
それは自分たちの国が冒した原罪を忘れて、…それこそが、永久に、世界の警察官であり続けなければならない理由であったことを、オバマは全く知らなかった。
そうして、まるで朝日やニューヨーク・タイムズ紙の似非モラリズムと全く一緒のような、見せかけのモラリズムの宣言…米国は、もはや世界の警察官ではない…をしたこと、
おまけに、この時の彼が後姿を見せて演壇から去ってゆく映像がまた、いわば世界の悪党を勘違いさせるのに格好の映像だった。
彼のあの演説の映像を観た後の、習近平や、プーチンの行動、ISの勢力拡大を見れば、私の論説の正しさは、歴史的に、いやというほど、証明されているのである。
