野鳥に夢中になる嵐山の日々――ヒヨドリとの口笛競演、イカルとツグミの群れを撮る

2016/1/29
頻繁に鳴き交わしつつ群れで行動するため、慣れた人だと口笛で(歯笛の感覚で吹く)仲間がいると思いこませ、群れを呼び寄せることもできたという。
前章で、その現代の達人が私であると書いたのだが、私は、実は、私が思っている以上の達人だったことに気が付いた。
今、私は本家帰りしたように、嵐山に行った時には必ず中之島公園に寄る。
そこには私が今とても好きな場所も在るのである。
私が、ここでヒヨドリと口笛で鳴き声の競演をしていること、終には、ヒヨドリが「お殿様、参りました。…」と、鳴き声が小さくなった顛末を書いた。
この翌日、その日は、私も鳴かずに、休憩所に戻って来たら、一羽のヒヨドリが目の前に訪れた事は既述の通り。
その後で、イカルが一羽訪れた事も。
その翌日、私が夢想礎石か、嵯峨天皇か、はたまた空海か、に誘われるように大覚寺の大沢の池を訪れて、望み通りイカルの群れに出会った事も書いた。
その後に、中之島公園を訪れて、何とツグミの群れに出会い、一心不乱に撮影していた私を見ていた口さがない親友は、
私が気がふれたか…私が向こう側の世界、鳥たちの世界…だが親友に言わせると、物の怪の世界と言うのだから。
そのまま、私が気がふれたら、救急車を呼ぶしかないな、などと考えて、ベンチに座って観ていた等と言うのだから。
いやはや、なのだが。
だが、この時の私は、そう思われても当然なほどに、撮影に集中していたのである。
その時、嵐山には良くある事なのだが、太陽が雲間に隠れていたうえに、ツグミの群れは、高い枝の上に連なっているから、黒っぽくしか映らない。
そこで何とか、最高のショットを撮る為に、一心不乱だったのである。
どれほど一心不乱だったかと言えば、右の背中から腰にかけた箇所を痛めたほどだった。
私は、普通の人に比べたら、猛烈に速い速度で写真を撮るのだが、その私にして、こうだったのだから。
読者諸兄が、野鳥を撮影する時は、注意された方が良い。
何分、野鳥は、なかなかじっとしていてはくれないから、嫌でも、夢中にさせられるのである。
とびきりの美人に出会ってしまった男の気持ちと同様かもしれないが(笑)
この稿続く。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください