ジョナサン・ノットと大阪フィルを聴く

今日は、フェスティバルホールへ。
午後3時から、ジョナサン・ノット指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団の第602回定期演奏会を聴く。
リゲティ《ロンターノ》、ドビュッシー《夜想曲》、そしてブラームスの交響曲第1番。
この日を待ちながら、私は《ロンターノ》と《夜想曲》に、大阪・梅田で撮影した写真を重ね、二つの映像作品を作った。
街を歩いて捉えた光や影が、音楽によって、撮影した時には気づかなかった表情を見せる。
一枚の写真にとどまっていた時間が、音楽とともに、再び流れ始める。
今日は、その音楽を、生身の演奏家たちが響かせる場所へ行く。
《ロンターノ》の遠い響きも、《夜想曲》の移ろう色彩も、ホールの空気を伝わり、私のいる場所へ届く。
その先には、ブラームスの交響曲第1番が待っている。
幾度聴いても、あの終楽章へ至る道のりには、心を動かされる。
今日は、どのように響くだろう。
演奏会へ向かう朝には、まだ聴いていない音楽を待つ、静かな喜びがある。

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