青年時代の親友と若者への警鐘 ― エリートの責任と日本の民主主義の歪み

青年時代の親友を回想しつつ、若者の孤独と労働の意味を語り、日本のメディア支配と民主主義の歪みを鋭く批判。エリートの責任と真の幸福を問いかける。
2010年8月1日のブログ記事を再公開。東京大学に進んだ親友の苦悩から、現代の若者が直面する問題まで、筆者が鋭く切り込みます。ネットゲームに費やす時間と、そこから生まれる格差。若者に「労働」と「孤独」の重要性を説き、日本の民主主義社会への疑問を投げかける、示唆に富んだ内容です。

時々、頻繁に親友の事を思い出す。
2010年08月01日
時々、青年時代の親友の事を思い出す…T大法学部~銀行マンという人生を歩んだ…この時代の親友は読者諸兄もそうであるように何十年会っていなくても全く変わらない親友…これが私たちの国のマスコミが官製垂れ流しの記事を書く真因でもあり私たちの国の民主主義を歪めて来た真因でも有るのですが。

彼がT大に行った時に最初に浴びせられたのは「T大生であるということは人民を搾取する側に回ると言う事ではないのか」と言う彼らには突然の、藪から棒の質問だった…所謂全共闘世代…約束されていた人生の全てを捨てて
音信不通となっていた僕に、彼は何度も葉書を寄こしていた…純粋に苦しんで…共闘するのも地獄、無視するのも地獄。と

「物事の一律背反する所を見事に言える君が居たら…」この事については本当に済まない事をしたと今でも思っている…結局、彼の思い描いた人生とは大幅に違ったものになったのだから…僕は簡単にこう言っていたからだ…阿呆なことを言うな、最高学府に入ったと言う事は学問を究める事が使命、親の脛を齧っている者が言ったり考えたりすることではない、社会に出てから、どのように生きて行くかが問題。親の脛かじり、学問の入り口に立ったばかりの者が言う事か、1人立ちしてから自分の人生をどう生きて行くのか、それからの問題だろう…」

当時の若者が言ったこの論理には、勿論、一面、正しい真理が有ったから皆苦しんだのですが。

今、年収200万円以下で定職もなく結婚も出来ずにいる若者達に僕は言いたい。
「自分達は年収1,000万円は要らない、一生働いて500万円で良い。エリート達よ。自分達の職場を与えよ。
4~5人家族の幸福を与えよ。俺たちは働きたいんだ。ささやかな幸福を得たいんだ」と抗議の声を国会に、
今や三権分立以上の力を持ち東京に1極集中し見事な中央集権国家を作り上げてきたTV局、大新聞社の前に集結して言うべきなのだ「貴方達にはエリートとして考え解決する、俺たちを救う義務が有るだろう。責任が有るだろう」と。

自分達のスポーツをメジャーにしたい、儲けたいと言う日本サッカー協会のシナリオ通りの「サポーター」なんぞに成って群れ集ったり、同様に野球場で群れ集って連帯感を感じる事が若者の本来の姿ではないぞ、と。

本来、若者は孤独なものだ。20歳の時は誰もが貧しいのだ。と

ネットゲームなんぞに貴重な時間を費やすとは、どんなことか?
僕は株式市場を注視していて呆れた事が有る。こういう若者で成り立っている企業の荒稼ぎ振りに。
売上500億円で純利益250億円!日本をリードして来た、どんな大企業でも、そんな利益率の企業はないのは無論。

貴方が技術を磨いたり人が寝ている間も働いて稼ぎ豊かに成っているべき時間…エリートであろうがなかろうが、若いうちは体力勝負。人の2倍働いた者が勝つ「毛虫は休みなく働いて豊麗な蝶に成る」のだ。君達が豊かに成るべき時間を奪う相手は全てぼろ儲けする事に気が付くべきなのだ。貴方がゲーム何ぞに現を抜かしている分だけ相手は莫大な利益を上げる…君の時間、金、君の貴重な富を全て奪い尽くして…もう気がついても良い頃だろう。

一生働いても所詮労働者…違うぞ、一生働いて500万円の代わりに、正しいエリートは絶対に持てない安穏、
屈託のない人生と時間が持てるのだ。違う角度から見たら一番の幸福だと僕は思う。
本当のエリートには安穏はないのだから。いつも世界を、国を考え続けなければならない、それがエリートなのだから。そんなエリートに君は成りたいか?己の為だけに生きても、家族の為だけに生きてもいけないぞのだぞ。
そんなエリートに本当に成りたいか?或いは国を誤らせない本当に優秀な能力を持っているか?

ゲームなんぞに生きて居るに見合うほど人生は長くないぞ、あっと言う間の、たった一度きりの本当に短い人生だぞ。

僕は18歳の時に、こう書いた「若者は馬鹿者なのだ」と。人生が何時までも在ると思っている分だけ本当に馬鹿者なのだと。

若いと言うだけで可愛いと言うだけで果ては小学生までチヤホヤする今の日本の何処が完成された民主主義社会なのか、僕は今朝の朝日の論説委員に問いたい。

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