事実は ― 円高、製造業崩壊、そしてマスコミの度し難さ

2010年の日経一面記事を引用しつつ、カルロス・ゴーンの警鐘通り、日本の製造業大国としての地位が円高と空洞化で崩壊寸前であることを指摘。政府・日銀の無策とマスコミの安逸を厳しく批判する。筆者はNHK BS1「戦争の世紀」を視聴し、歴史の記録こそゴールデンアワーで流すべきだと訴え、真の民主主義国家の完成を提言する。

筆者は、日経新聞の記事を引用し、日産のカルロス・ゴーンが警鐘を鳴らしたように、製造業大国としての日本の地位が円高によって揺らいでいる現状を指摘。生産拠点の海外移転や国内雇用の喪失が進む中で、政府と日銀の無策、そして自国の安泰しか考えないマスコミの無責任さを厳しく批判する。真に重要なドキュメンタリー番組が深夜にしか放送されず、代わりに「ぬくぬくと不正確なこと」を流すテレビの姿勢が、国を誤らせる元凶だと断罪する。

事実は
2010年08月13日

今朝の日経一面から…日産のカルロス・ゴーン社長は一昨年末の時点で「円高が行き過ぎれば、日本の製造業大国としての地位は揺らぐ」と警鐘をならしていた。…もう既に日産は工場の海外移転を実施しマーチは今やタイからやって来ている訳です。

1ドル=80円台半ばは、日米摩擦が激化した1995年にも一度はたどった道である。

だが当時に比べ、製造拠点が海外にシフトし、国内の雇用の場が失われる空洞化のリスクは確実に高まっている。…もはや「日本でしかつくれないモノ」は数少ない。

中略…製造業国家としての日本の足元はすでに相当ふらついている。もうひとつは国内でのリストラや経費節減の「やり尽くし感」だ。…さらなるコストダウンには海外展開ぐらいしか有力な選択肢がない。

日本経済の本質的な弱さにもかかわらず、これだけ円高が進んだ背景には政府・日銀の無為・無策がある。輸出倍増を掲げる米オバマ政権をはじめ世界が自国通貨安を志向し、外需拡大を景気対策の柱に据えた。その中で日本は「自国通貨の相場に政府が関心を示さない」「参院で野党に多数を握られ大胆な政策に踏み切れない」と見透かされている。日銀も10日の金融政策決定会合で新たな手を打たなかった。

金融大国に成ってもいないのに、それだけが日本の支えである製造業大国、技術大国が揺らぎ霧散したら日本は御臨終。また、何者かに属した精神が声高に声を上げる時代がやって来るでしょう。誰が、それをもたらすのかって?マスコミよ、君たちだよ。或いは、それに依りかかって甘い汁を吸っている名士と呼ばれる君たち…学者やタレントや音楽家やetc.

君たちだけが自分の安泰の中で何も分かっていないのです…製造業大国で無くなっても、技術大国でなくなっても、自分たちの「便所の100ワット」マスコミ(特にTV)…新聞は既に青息吐息で御臨終寸前のはずだから…だけは安泰だと君たちは思っている。これを本当の度し難さ、阿呆と言うのです。

僕は昨夜、或る若い友人(30歳)と録画しておいた番組を観ていた。
NHKBS1で午後11時45分頃の深夜に連続で放映されていた「世界のドキュメンタリー」戦争の世紀…日、仏共同制作の番組、労作である。

第二次大戦の主要な戦闘を記録した白黒フィルムを現代の技術でカラー化したもの。

僕は思う。僕の提言が実行され、真の自由と最高の知性で成り立つ民主主義国家を完成したら、後略。

7大地方に分散した民放が娯楽に傾斜した番組を作りたかったら勝手にすれば良い。後は、それぞれの地方の知的レベルの問題に依るだけの事だから。

何故?僕は、この歳に成って初めて上記のフィルムを観た(想像力の中で知っていたとしても)30歳の知人も初めて。「今日、観る事がなかったら一生観なかったし知らなかったと思う」

このような番組をこそゴールデンアワーに流すべきなのであって、自分の安泰の中でぬくぬくとして、不正確な事を毎日述べたてて、愈々、国を誤らせる、そんな番組をゴールデンアワーに流すべきではないと思うからだ。

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