遅れて尚且つ阿呆なことを言う ― 朝日の円高社説と日本衰退の真因
2010年8月14日の朝日新聞社説は円高にようやく言及したが、結論は「戦前の為替相場下げ競争の再来」との的外れな懸念。筆者は、20年間で900兆円の国富を失い続けた現実を無視する姿勢こそ日本衰退の真因だと断じる。官僚の無為無策を育んだのは朝日の誤った教養主義であり、最も影響力を持つメディアとしての罪の重さを鋭く追及する。
筆者は、朝日新聞が遅れて円高に言及し始めたことを厳しく批判し、その「間違った教養主義」が日本を弱体化させた真の原因だと断罪する。特に、「戦前の為替相場下げ競争」という時代錯誤な論調が、政府や日銀の積極的な行動を妨げてきたと主張。過去20年間で900兆円もの国富が失われたにもかかわらず、日本のメディアや官僚が自らの責任を認めず、無為・無策を続けている現状を、手痛い敗北を重ねながらも謙虚に学ばない愚かな敗者として描いている。
遅れて尚且つ阿呆なことを言う。
2010/8/14
遅ればせに、今日、朝日の社説も円高に言及しだした。
政府、日銀に対して無策ではいけないという概ねの論調。
朝日の欠点とは…それが私たちの国の今をもたらしている真因だと僕は断じても良いとさへ思うのだが…
最後に、反対の事を言うのだ…
物事には一律背反する要素が常に在る、と言う事とは違う意味での…
或る面で一番良くない事を言うこと。
戦前の為替相場下げ競争の様な事に成っては云々と。
この20年間に上下900兆円の国富をロスし、今もなお株式市場では、この1年でも先進国中最低の下落率…17%弱もの下落です…
今回の金融大乱の震源地である米国ですら4%台の下落率に留まっているのに。
そんな国が円高の防衛策を講じたからといって、世界が戦前に戻る可能性など、これっぽちもある訳が無い。
金融に於いては日本は、この20年間、への様な存在。
世界のカモられ役を20年も勤めて来た国が、いい加減にしてくれと異議を言った、或いは円売りに出たからと言って…
しかも、それは口先介入でも済むような話。
相手は、どんな者たちなのか?
サッカーに於ける「ずる賢さ」の様に絶えず円高を仕掛けて来ている相手なのです。
アメリカンフットボールの様に、全軍で攻撃を仕掛けて来ている相手では有りません。
相手が正しい防御に出てきたら倒れた振りをする、その様な相手なのです。
なのに、戦前などと馬鹿な事を言う。
結果はどうなるか?
「うん、それもそうだな。もう少し静観しよう」…日銀の中枢、財務省の中枢は、朝日と同級生でも在るのです。
戦後60年経ってもニューズウィークの様な雑誌を一誌すら持てなかった日本で、最も大きな影響力を持つのが朝日。
朝日よ、君たちの、そういう無用な気取り、間違った教養主義が、今の官僚や役所の有り様を作って来たのです。
貴方がたが言っている事は、だから何もしない、という態度を醸成しているのだと言う事に、好い加減、気が付かないと、貴方も身売りに向かってまっしぐらの様な事になると僕は思う。
自分たちが作って来た官僚の態度、姿勢であるのに、天下りの実例や税金の無駄遣いについての情報を、お持ちの方の意見をお待ちしています、等と、自分がそれらを糾す、正義を果たす人であるかの様に、意気込んで募集する前に、
官僚や役人(日銀、財務省を含む)に、物事に対して積極果敢に対処する知性を失わせているのは、朝日よ貴方自身だと言う事に気付かなければ、朝日に未来はないと僕は思う。
既述したT大法学部出の僕の親友は、今、「新聞は読まない。特に朝日は」と言い、正に、新聞、雑誌の類は読まない人生を送っている。
もう一度言おう。この20年間に、上下、900兆円も国富を喪失して来た愚かな国、何の金融政策も持たずに来た国が、これ以上の国富の棄損を防ぐとして、円高阻止に動いた…実際は強烈な意思表示だけで済む事…からといって、世界が戦前に戻る事など有り得ない。
僕は最近、とみに思うのだ。
貴方達こそ一番の罪びとなのではないか。と
朝日が日本のマスコミでは最も大きな影響力を持ってきたのだから、僕は言うのだ。
闇雲に論難しているのではないのだ。
戦前が何時来るかは、僕の文章を読んでくれたら分かること…日本が、このまま無策、無為の愚かしさを続け、愈々本当に衰退し、世界から、他国から屈辱の数々を味わう様に成った時にのみ戦前は来るのだ。
円高に対処する当然なことを為して、戦前が来る事は逆立ちしても有り得ない。
誰が、そのような道に向かわせているのだ、向かわせたのだ?
18年前の論陣の筆頭が、貴社の経済部の人間だったのは、紛れもない事実。
その事を忘却の彼方に追いやり、知らん振りを決め込む事こそ、その道なのです。