平均的な顔に騙され続けた日本人。真の民主主義はテレビを消すことから始まる。20年の停滞を招いたメディアの欺瞞を告発する。
この20年、テレビが人々を「平均的な顔」を持つ男女だけが正しいと信じ込ませてきた「恐ろしい真実」を暴く。視聴者に鏡を見て自分の顔とテレビの顔を比較させることで、テレビが作り出す虚構の世界と自身の現実との乖離を認識させる。そして、テレビを消し、楽をして得られる真実などないことを自覚し、自身の知性を磨くことが真の民主主義への第一歩だと強く訴える。

前章に在る、恐ろしい真実に、まだ気が付かない人に。
2010年09月18日

あなたが、この30年、特に、この20年、どんなテレビを、どれだけみ続けて来たか、考えて見て下さい…
朝から晩まで、ありとあらゆるテレビ局で、朝のワイドショー、昼のワイドショー、夕方のニュース、夜のニュース。

そこに登場しているのは、大多数が平均的に好む顔をした男女たちです。
ただの一人も破れ鍋に綴蓋の顔の人＝異形の人＝は居ないはずです。

つまり、皆さま方は、平均的に好まれそうな顔をした男女が語る事が正しいことで…のみならず、
平均的な顔をした男女だけが正しいのだ…と思いこまされ、刷り込まれてきたのです。

実際は、何の検証もしていない様な、いい加減なもので、
とても、知性の産物とは言いようのない、論評のオンパレードなのですが。

日本人は、テレビばかりを観るのを止めて…何度も言って来たように…テレビで、上記の様なワイドショーや報道番組を観ている時、ふと、我に返ってみてください。

洗面室に行くなり、手元の手鏡で、あなたの顔を見て下さい。

あなたの顔は　彼らのような　顔でしょうか？

違うでしょう　でも　あなたは　悪い人ですか？

でも　自分の顔を　じっとみたら　何と異形の顔をしていることだろうと　思うはず。

だが　あなたは嘘つきでもないし　悪代官でもないでしょう。

あなたはあなたで　　画面の向こうに居る人間は
あなたには何も関係がない　人間であることに　気づくでしょう

毎日、やりくりに苦しんでいる…この20年、悪戦苦闘してきた…
自分とは、全く別な世界に　かれらは居ることにすぐ気付くはずです。

そこで　テレビを消すことからしか　真の民主主義は始まらないことに
いい加減　　気付くべきです　物事の真実が知りたかったら

もっと学者レベルまで　掘り下げたい人は　本屋に行きなさい

お茶の間に　真実は　有りません　楽して得られる真実や幸せなんて　何処にもないんです

そんなものが有るのは　あなたが　見ている　テレビの画面の中にいる
かれらだけ　なのです

間違ってはいけないんです　あなたは　あなたの全て　知性を磨く…
お金が稼げること、人生に打ち勝てること　あなたが　成功するための　すべての時間を…
かれらに　奪われ　かれらに　莫大な富を　提供しているだけ　なのです

かれらは　阿呆ですから　常に間違いますが
それで　かれらが苦しむ事は　決して　ありません

かれらが　あなたたちを　ミスリードし　物事を　国を誤らせる　その結果として
やってくる　苦しみを　かれらが　味わう事は　決してないのです
苦しむのは　あなただけ　わたしたちだけ　なのです

テレビばっかり見続けて来た　あなたへの　因果応報と
かれらの　エゴイズムが　混ざり合って絡み合って、

それが　本当に愚かしい　ことだったから
こんなに　ひどい　20年に　なった　のです。