貴方たちの手

2010年8月19日。著者は「貴方たちの手はどんな手か」と問いかける。土を耕し、魚を獲り、木を切り、工場を動かしてきた労働者の手ではなく、吸血鬼のように白く、皺もない首であってほしいと綴る。
2010年8月19日の視点から、労働と無縁な「吸血鬼」のような存在を批判的に捉える。真の労働者の手や、太陽の下で働くことの尊さを対比させ、社会の上層にいる者たちの実態を風刺的に問いかける。

貴方たちの手
2010年08月19日

貴方たちの手はどんな手ですか?
貴方たちの首には日に焼かれた皺が刻まれていますか?

僕は貴方たちの手が本当の労働者の手、土を耕したり、魚を取ったり、
木を切ったり、工場の機械を動かし続けた手でない事を願う。

吸血鬼達の様に、真っ白な手であってほしい。
何処にも皺のない首であってほしい。

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