仮称「日本マスコミ党」結成への提言と音楽の深さ ― 『I am Sam』を観て
新聞・テレビ社員の頭脳を政治に活かせと「日本マスコミ党」を皮肉提案。さらに映画『I am Sam』を通じ、大衆音楽の言葉と響きの深さを論じる。
2010年8月31日のエッセイ。筆者は、日本の主要マスコミ(新聞、テレビ)に勤める約3万人の「優秀な頭脳」が、本来の役割を果たしていないとして、その一部が「日本マスコミ党」を結成し、政治を直接担うべきだと提言する。同時に、真の文化の深さはエリート層が好むクラシックではなく、大衆が聴くロックやポップスに宿ると主張。映画『アイ・アム・サム』の例を挙げ、ビートルズの音楽が物語の核をなしていることを指摘し、大衆文化の持つ創造的な力を称賛する。
仮称「日本マスコミ党」結成への提言。
2010年08月31日
先日、思う事有って、ネットで日本のマスコミ各社の社員数を調べて見たのですが、新聞各社…朝日、読売、毎日、産経、日経…約15,000人超。
民法TV各社(東京本社のみ関連企業含まず)…朝日、読売、TBS、フジ、TV東京…約10,000人超。
あらかた3万人前後が就業している訳です。これにNHKも加えれば更に膨大な人数に成る訳です。日本有数の高給企業、人気企業ですから、日本の優秀選手も多数いるはず。
これは頭脳の無駄ではないでしょうか?
結局は、政治が、国の繁栄、衰退を決める訳です。自分たちこそは民主主義の守り神、清廉潔白の象徴として日夜言論を奮われている訳ですから、この内の新聞各社と民放だけの1%なら150人、2%なら300人が、日本マスコミ党でも立ち上げて、国の繁栄のために立ち上がるべきではないでしょうか?
皆さん、エリートとして、後ろ指なぞ指され様も無い閨閥を築いておられるでしょうし。
音楽について。
2010年08月31日
僕は、その国の文化の深さとは、エリート層が教養の様に語るクラシックやジャズの響きに在るのではなく、一般大衆=労働者層が聴く音楽…ロックやポップスの響きの深さ、言葉の深さに在るのだと思う。
昨夜、何気にNHK BSHIを観ていたら、
ショーン・ペン主演の『アイ・アム・サム』(I am Sam)を放映していた。
あらすじで内容が分かってしまう様な気がして、観ないで来た映画だったのだが、ミシェル・ファイファーも登場して来たので観ていたら、ビートルズの曲の中でも、僕が好きな物ばかりが流れて来る…アレっと思って見続けたら、
何とまぁ、この映画は、
これらビートルズの曲から着想を得て創られた様な映画。
作者は、この映画で使用した曲の数々への思い、
或いは感謝の為に創った。
そう思わせる様な映画でした。