銀河鉄道と私の旅 ― 四時間の偶然

斎藤文一の著作に記された『銀河鉄道の夜』の正確な時刻表を読み、汽車の運行が「四時間〇分」であることに驚いた。私の南禅寺への旅も四時間、そして自らの嵐山での散策も四時間で終えた体験が重なり、不思議な符合に心を打たれた記録。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に登場する「4時間」という運行時間と、私が京都を散策した際の「4時間」という所要時間。ふたりの偉大な作家を結びつける奇妙な偶然について考察します。


昨日、嵐山に向かう電車の中で…。
2010年11月28日

斎藤文一さんの本を読んでいて、ドキッとした…「銀河鉄道の夜」には正確な時刻表がある。として挙げられている3項目の3番目に…汽車の運行時間が、きっかり四時間〇分であること。とあったからだ。

芥川が11月23日に、清水~南禅寺の旅をしたのも、きっかり4時間だったからだ。

さすがに、足に疲労を感じて…隣の永観堂にも、もういけないな、と思って、終了したのが、丁度、4時間だったからだ(笑)

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