2011年3月14日 ― 首相の視察と失われた72時間

2011年3月14日、筆者は震災直後の首相視察により「人命救助の72時間」のうち丸一日が無駄にされたことを強く批判。
大災害と原発危機の最中、自己宣伝を優先した政治家とそれを担ぎ上げた論説員たちは二度と言論界に出るべきでないと断じる。

2011年3月14日に書かれたブログ記事。
著者は、東日本大震災後の政府の対応、特に当時の首相が視察のために時間を浪費したことを厳しく批判しています。
地震発生から72時間が救助の分かれ道であるにもかかわらず、首相の行動は自己PRとしか見えず、真のリーダーシップを欠いていると断じています。
この無能な政治家を支持した言論人やメディアにも責任を問い、二度と表舞台に出るべきではないと主張する、怒りに満ちた内容です。


彼らは二度と言論界の表舞台に出てきてはならぬ。
2011/3/14

帰宅してニュースを見ていたら、何ちゅう、話かと言う様なことが。

私は、本当に思う。
こんな人間…全く大将の器にあらざる者を首相にする事に血道を上げた…何度も書いた通り…論説員達は二度と表舞台に出てくるな、と。
原発の状況、そして、この様な大災害の時には生存の分かれ道は72時間だということは世界の常識なのに、彼は自分が視察をするまでは対策を決定できないとして、ほぼ一日を空費した。
地震があった11日の40分後には、日本中の国民がテレビの映像で見て知っていた…
それも、かつて誰も見た事がない空前の映像だった…のに、通常の災害時の様に…お約束事として視察等と称する事を為す必要が何処に在ったのか!…
国民の前に、自分が首相として頑張っている事、自分は首相に相応しいと、見せる絶好の機会だと考えていた以外に説明のしようがないだろう。
全ての被災者にとっての72時間、の内の、まるまる一日が、この男の視察とやらのために空費されたのである。
おまけに、原発が、これほどの状況で在った時に、全くの技術的部外者でしかない者が、首相として登場して、…
関係者全員が死ぬ気で作業していなければならない時に…視察などと言う何の足しにもならない事のために、時間を割かれた…
これらは、この人物の場合には、起死回生の格好の舞台として、国民に姿を現す事が出来る…これが、あの時の現首相の頭の中に在った本音だろう。
こんな者を首相として崇めた者たちは二度と言論界の表舞台に出てきてはならぬ。
この男も、言葉ではなく、この仕事を終えたら死んでしまう位の覚悟で当面必要な事に対して…為さなければならぬ、ありとあらゆる方策を、己が頭の限りを尽くして為した=自分の致命的なミスを必死で挽回した=後は、速やかに退陣すべきだ。
くそっ!。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA