菅の無能が見透かされ、日本は莫大な損失を続ける阿呆な国家であり続ける ― 投機筋の円買い膨張

2011/7/31…菅の無能が見透かされ、しかして、日本は莫大な損失を続ける阿呆な国家で在り続ける。
2011年07月31日
投機筋の円買い膨張

黒字化は私。

海外ヘッジファンドは円買い・ドル売りに焦点を絞りつつある。投機筋の動向を映すシカゴ・マーカンタイル取引所の通貨先物取引(IMMポジション)の「非商業部門」は26日時点の円の買越残高が5万1千枚(1枚が1250万円)と前週に比べて約2割増加。2010年9月の円高時に政府・日銀が単独為替介入に踏み切る直前以来、約10ヵ月ぶりの高水準となった。

投機筋は全般にドルヘの売り攻勢を強めているが、ユーロの買越残高は3週間前と比べ減少。豪ドルは前週比5%増にとどまっており、円への買いが突出している。

背景にあるのは米欧の債務問題だ。米連邦債務上限引き上げ問題は合意期限が迫っても与野党に歩み寄りの兆しが見えず、米国債の格下げや債務不履行への不安が増幅。29日発表の4~6月期の米国内総生産(GDP)が予想を下回ったことで、米景気減速懸念も再び高まっている。

欧州でもスペインやイタリアで国債が急落するなど、債務危機がギリシャ以外に飛び火するとの観測が再燃、ユーロヘの買いをためらわせている。

欧米でのリスクの高まりは、投資家心理を冷え込ませている。投資家の不安定さを示す恐怖指数 (VIX指数)は29日に25・25に急上昇、震災後に円が最高値を付ける直前の3月16日以来の高水準となった。

JPモルガンーチェース銀行の佐々木融債券為替調査部長は 「リスクを嫌う投資マネーはドルやユーロを売り、対外債権国の通貨である円に流れている」と瑞摘する。

日本の個人投資家の動同も波乱要因だ。東京金融取引所の外為証拠金取引(FX)のデータでみると、円高下の個人投資家の逆張りの円売り・ドル買いは28日時点で37万7千枚(1枚は1万ご)と過去最高水準。ただ、想定以上の円高が進むと、損失を確定するために取引をいったん打ち切る円買い・ドル売りが膨らむ。

ヘッジファンドの多くは円高がより進んだ方が利益が上がる取引を進めているため「個人投資家の円買い・ドル売りを誘うように、取引の薄い時間帯にドル売りを仕掛けやすい」(クレディーアグリコル銀行外国為替部の斎藤裕司ディレクター)という。29日のニューヨーク市場の終了間際に円相場が一段高となったのも、日本では早朝の時間帯だった。

週明けの8月1日からはFX取引の証拠金倍率が現状の50倍から25倍に引き下げられ規制が強化される。高倍率で外貨買いをしていた投資家は既に取引を縮小しており、相場への影響は限られるとの見方が多いが「個人投資家の処分売りが出る一との思惑が働きやすい」(FX会社)との声もある。

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