宮本武蔵は言った、「われ、神仏は尊ぶが、神仏に頼まず」と。
早朝の所感として、日本のテレビ(特に民放)が政治家の会見とお笑いに偏り、国を動かす企業や労働の現実を映してこなかったと批判。国家は「自国の労働者を守る番犬」であり、主人は労働者であると位置づけ、メディアが伝えるべき経済・外交・歴史・哲学の広がりを提起。自らの言葉に責任を持ち、40年書き続ける覚悟を述べ、最後に宮本武蔵の一句を引く。
2011年のブログ記事。筆者は、日本のテレビが政治家の記者会見やお笑い番組ばかりを放映し、本来の「主人」である労働者や企業の姿を伝えてこなかったと厳しく批判。国家を「労働者を守るための番犬」と定義し、番犬である政治家や、余興にすぎない芸人がメディアの主役を占める現状を本末転倒だと指摘します。この歪んだメディアのあり方が、日本を長期デフレに陥れた原因だと主張し、真に伝えるべき経済や社会の現実を報道するよう訴えます。
昨夜、いつもより早めに眠ったら、当然の様に早めに目が覚めた。
テレビを観て思ったことは、これまでのテレビと言うのは…特に民放…政治家の記者会見やらぶら下がり会見に、5社及び新聞社等が群がっての記者会見。後はお笑い番組…ワイドショー等の類もお笑い番組と定義しても大差はない。
それに加えれば、精神年齢13歳に依って作られている定型的なドラマ。
国を作っている中枢である、大企業や中小企業…日本には様々な分野で世界のトップシェアを占めたり、世界を股にかけて日夜奮闘している企業群があり、それが国家を作っている訳だ。
政治は極端に言えば、企業群の活躍や様々な労働者を補佐するものと言っても過言ではあるまい。
お上意識なんぞは本末転倒。
悪人と言う存在を無くせないのが人間の宿命の様にして有るから警察は必要…本来は必要悪の様なもの。
でも、それは警察や検察が、国を作っているのだなどと言う方向に行ったらお終いだろう。
番犬が俺が吠えるのは当然だが、俺が主人だとして床の間の真ん中に座る事などあり得ないのだから。
国にしても同じ事だろう…自らの労働が国民の食料を作ったり、利益を生み出している総べての労働者が主人であって、労働者が収めた税金で飯を食っている者は、番犬と言っても過言ではないだろう。
(国家とは自国の労働者を守るための番犬である)…私の、今朝のつぶやき。
政治家の顔とお笑い番組だけで、主人たちの生活がない…主人たちが何をしているのか、どんな問題を抱えているのか、外国の情勢は、今どうなのか。外国は何を考えているのか、商機は何処にあるのか、etc. 放映すべきは山ほどあるだろう。…
しかも経済は生き物で、日々刻々変わってゆくものだから、番組を作るのが追いつかないほど題材は無限にあるはずだ。
更に、ビジネスの原点としての人間の哲学、哲理についても、当然ながら語らなければならない。
テレビや新聞は、本来、じっとしている暇もない程、忙しい職場のはずだ
怠けたがるのも人間の常だから、使いまわしのタレントを使って、一定の視聴率が取れて、スポンサーが付けば、それで良し…はい、一丁上がり。
これで日本最高給決定。
主人の顔がさっぱり見えず、番犬や、余興の芸人やらばかりを映していたら、物事が…何を為すべきかが見えなくなるのは…対処すべき事、国として、経済的にも、対外的にも…当然ではないか。
労働者だって、全体を観ながら仕事をしているのは10%に満たないエリートであって、90%は、自分の持ち場のことしか見えないのだから。
マスコミやメディアと言われるものの為すべき事は、テレビや新聞の為すべき事は、我が国の総べての有りようや=総べての分野を網羅した=諸外国の実情や、刻刻の政策を、伝える…歴史や、そこから生まれる国民感情etc.。
政治家の顔と、お笑いタレントの顔ばかり映して来た20年超が、生み出したのが、3月11日以前の日本だ。
先進国史上初めての長期デフレに沈んでいた日本だ。
元気だったのが政治家と芸人とテレビ関係者だけだったのは、そう言う事だったからだ。
後は、メルマガ=私の場合は、連載本(自費出版本)だ=で読んでくれ。
私の言葉に真実がない、聴くべきものがないと思ったら、その時点で購読を止めてくれたらよい。
後、40年は、私は書く事を仕事とするのだから、書いたものには責任を取る=へちまは書かない。
これまで労働者として生きて来たから、無名だから、そうしているだけであって、皆さんが、本屋で本を買うのと、実は何ら変わりがない。
本屋に並ぶ、あまたの本は、私の言葉には及ぶ訳がないのだ…何故かは、読者の方なら、もうお分かりのはず。
私の言葉と響き合うのは、本物の学者の本や、本物の歌、本物の芸術家、本物の人たち=大人(たいじん)だけ。
本物として自分を確立し、世界を正しく認識できなかったら、人生は、闇の中の魑魅魍魎だ。
ありとあらゆる悪に忍び込まれ、たった一度の人生を無駄にするのみならず、終いには戦争しかない。
宮本武蔵は言った、「われ、神仏は尊ぶが、神仏に頼まず」と。