イチローへのメッセージ:天才と誇り
2011年、当時苦闘していたイチロー選手へ送られた熱い応援メッセージ。個人的な苦難を乗り越えてきた筆者が、イチローの活躍に自身の人生を重ね、「日本の誇り」としての復活を強く願う心情を綴る。
イチローよ、頑張れ。何としても、200本安打は達成してくれ。
2011年08月20日
食事の後に、先日、ご紹介した、エディット・ピアフの歌を聴いていたら、やっぱり涙を禁じえなかった。
これ程の歌手、これほどの絶唱は、滅多に在るものではないからだ。彼女は、いやでも、生きて在る事を思わせる。
聴き終えた時、突然、昨日、マリナーズのofficial siteを通して、イチローに託した、メッセージの事を思い出した。
イチローよ、頑張れ。何としても、200本安打は達成してくれ。僕の事は「文明のターンテーブル」と、ネットで叩いてくれたら分かる。
君は、日本が生んだベースボールの天才。僕は日本が生んだ思索における天才。
選ばざるを得なかった実業家としての人生で、これまでに170億円超の納税を果たして来たのだが、この20年超は辛かった。
…中略。
イチローよ、私は必ずカムバックする。私は死なない。なぜなら、私が死ねば日本の最良の思索も死ぬ事になるからだ。
あなたがメジャーリーグに行ってから、ほとんど毎日、君のプレーは見続けた。
この辛かった20年、どんなに君のプレーが私を元気づけた事か。
イチローよ、死ぬ気で、何が何でも打って打って打ちまくって、200本安打は達成してくれ。
天才は諦めてはいかん。
あなたの、天分の限りを尽くして達成してほしい。
日本中が、皆、それを待っている。
なぜなら、君は、君が思っている以上に、私たち日本人の「誇り」だからである