日本はなぜ最高の顔で自分を売り込もうとしないのか:レジス・アルノーの提言

2011年、『Newsweek』に掲載された仏人ジャーナリスト、レジス・アルノー氏による日本への提言を紹介。日本の観光戦略が団体客に偏り、真の魅力である「洗練された文化」をアピールできていない現状を鋭く批判し、今後の日本の国際的な売り込み方について考察します。

たった3万人前後が、20年超、どれほどの馬鹿だったか!の、最高の実証。最終章
2011年08月21日

嵐がニャーと鳴く国に外国人は来たがらない…Newsweek8月24日号より

レジス・アルノー 1971年、フランス生まれ。仏フィガロ紙記者、在日フランス商工会議所機関誌フランス・シャボン・エコー編集長を務める傍ら、演劇の企画なども行う。

日本はなぜ「最高の顔」で自分を売り込もうとしないのか。

洗練された職人や建築家、知識人、画家、料理人ではなく、国内限定のスターを宣伝に使うなんて。

日本には高級志向の観光客にふさわしいものがそろっている。

彼らは人数は少なくてもお金をたくさん使い、訪問先を破壊しない。

観光庁がターゲットとする団体客は、訪問先を破壊して帰るだけだ。

素晴らしい国を自らばかにする。

そして、その現実を誰も理解していない。

日本人はそれで本当に構わないのか。

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