大屋根リングを国宝として残せ — 援助金浪費と歴史的建築の真価
日本は、毎年、数兆円、数十兆円規模の天文学的な額の援助金を海外に供出しているが、その多くが無駄となっている可能性は否定できない。
ついこの間まで中国に対して供与されてきた3兆円超の超多額の援助金は、そのまま中国の影響力拡大に利用されていた可能性すらある。
一方、藤本壮介設計・竹中工務店施工の「大屋根リング」はギネスが世界最大の木造建築と認定した国宝級の建築物であり、冒頭の援助金に比することもできない極少額の維持費を、恣意的に破棄の理由とする輩たちの思惑どおりに放棄してはならない。
むしろ2025万博記念植物園として国営化し、未来へ残すべき至宝である。
日本は、毎年、諸外国に数兆円、数十兆円の援助金なるものを供出している。
これが、ろくな役に立っていないことは、周知の事実である。
何しろ、日本が援助金と称して供出している国々には、中国が世界制覇を目論んで、多額の援助金、と言っても…それは、私が本欄で言及してきた通り…つい、この間まで、日本は中国に対して、3兆円をはるかに超える援助金を供出し続けてきた…その援助金が、そっくりそのまま、アジアやアフリカの国々に、中国から援助金と称して振り向けられていなかったと誰が言えようか。
去年も今年も、天文学的な額の援助金を、日本は、アジアやアフリカの国々に、援助金を供出している。
一方、ギネスですら明らかにした事実…日本が世界に誇る建築家の一人である藤本壮介の大屋根リングは、人類史上最大の木造建築物であるとギネスは認定した。
つまり、これは現代における国宝なのである。
日本が世界に誇る設計家が設計し、日本が世界に誇る建築会社の一角である竹中工務店が施工した。
古より受け継がれて来た、最高の匠の技が日本にあり、それに、竹中工務店と職人たちが有する当代の技術の粋が加わって生み出された建築物である大屋根リング。
設計思想、当代最高の建築技術の粋の集大成が作り出した外観。
大屋根リングは、空海が悟りを得た時、その名前の由来ともなった…「空と海」、を世界に知らしめるものでもある。
設計者である藤本壮介に、日本が生んだ無数の偉人たちの中でも最高峰の一人である空海の哲学が宿った、と言っても過言ではない。
この空と海を、維持費用がかかるから末代までも残せないと言う輩たちは、毎年、日本人が何らの見返りを得ることもない、しかも、国によっては、為政者たちの懐にも多額が消える事も多い、そのような、お金を、毎年、数兆円、数十兆円という天文学的な額として投下している事には無頓着。
彼らは世界有数の大馬鹿者たちであると言っても過言ではない。
大屋根リングは、建築物として至上であると言っても過言ではない。
最高の芸術品でもあり、世界最高のプロムナードでもある。
こんなプロムナードは世界のどこにもないのだから、これこそ、唯一無二の、素晴らしいものである。
これを残せないと言っている人間達がいる。
私は、日本国民だけではないのでは、と推測している、否、中国人の思惑が大きいのではないかと睨んでいる。
ここを安く手に入れて、良からぬ事に利用したいと考えている輩たちは、当初から、いろいろな難癖を付けてきた。
いわく、夢洲はゴミの集積場だ。
有害物質がある、エトセトラ、エトセトラ。
今度は「維持費が大変だ」、とかの難癖をつけているらしい。
大馬鹿者ども、否、国賊ども。頭が高い、控えおれ。
今を生きる空海、信長である私は、大音声でこの輩たちをどやしつける。
吉村よ。
否、石破茂よ。
あなたは、まっこと、菅直人と並ぶ、史上最低最悪の首相だった。
だがここで、名誉挽回の、最高の一手を打たなければならないぞ。
この場所を、国営の、2025万博記念植物園とすることを宣言するのだ。
来るべき総裁選の後に、新たに首相となる人物に対しては、そのことだけを引き継いでくれと伝えるのである。
そうすれば、あなたは、歴史に、その名を遺す宰相となる。