2013年、大阪から問う「失われた20年」の真実:大凋落を招いた「泥棒紳士」と「おためごかしの規制改革」

嵐山への愛と大阪大凋落の真実;
筆者は嵐山を庭のように愛し、京都の美と文化を日々撮影してきた。一方、大阪は旧国鉄跡地「梅田北ヤード」を活かせず、大凋落に至った。規制改革の名を借りた虚構と一部政治家・財界人の私利私欲が、日本経済を22年間苦しめ、株価下落とデフレを放置したことを告発する。


私が嵐山をこよなく愛している事は読者の方々は御存知の通り。
去年、1年間だけでも50回は訪れたと思う。
私は大阪に住んでいるのだが、我が家から嵐山までは1時間以内に着くのである。
京都に向かう車中で日経、朝日を読んでいる事を思えば、嵐山は我が家の庭であると言っても過言ではないのである。
嵐山に限らず、京都の全てがそうであるも言えるのだ。
昨日、FC2社にて販売手続きを完了した東福寺もそうなのである。
東福寺は禅寺として大名刹であるだけではなく、紅葉の名所としても日本有数の場所なのであるが、京都駅からわずか一駅、ほんの数分なのです。
もう一つ先は稲荷大社。
急行に乗れば15分で宇治に着く。
だから私は言うのである。
大凋落した大阪人の阿呆さは極まっている事を。
銀座に匹敵する商業地に、きっと大阪の為に神様が残しておいてくれた旧国鉄の土地。
国鉄の大赤字を私たち国民はいまだに税金で負担している事も言及して来た通り。
だから、この土地は実質的には日本国民の土地であり、一刻も早く、国民の税金負担を軽減する事が、全てなのである。
それなのに、大阪の大凋落を座視し続けてきた連中…だが彼らだけは大凋落がもたらした苦しみは全く感じる事も考えることもなく、年収1,000万円以上どころか、何億円と稼いできた連中なのである。
或いは、政治屋として税金で飯を食って来た連中なのである。
それでも大阪の官民の叡智は、前述の土地である梅田北ヤードが、言わば二度と出ない土地であることを知っていた。
だから、戦後最高の都市計画を20年もかけて作成し、最も高い価格での分譲を図ったのである。
ところが、ここに一人の泥棒紳士がいたのである。
彼は時の政権に遇されても居た。
規制改革、規制開放という嘘の先兵でもあった。
彼らが規制改革、規制開放と言い続けていた、この22年間に、株価は8割も下落し続けていたことは既述の通り。
日本のデフレが深化し続けていた事も。
韓国が甚だしい為替安政策を執り続けていた事に対しては、何故か、何にも言わなかった。
極言すれば、彼等は、例えば韓国CIAのスパイの様な連中だったのだと言っても過言ではあるまい。
彼らが莫大な蓄財を為し続けていた22年間と言うのは、それぞれが何10万人と言う国民を雇用し続けてきて、日本を支えて来た大企業群にとって、これ以上ない苦難の時代だったのである。
以下続く。

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