それは言わば武士道の精神であると。
2013-02-14
今朝、朝日を読んだ。
昨夜、今週号のニューズウィーク誌を読んだ。
今日、私がつくづく思った事があるのである。
世界は、こんなにも建前と本音を使い分けているのか。
同時に先般の新聞の特集記事を思い出したのである。
それは新聞社の特派員のジャーナリズムそのものの記事だった。
北朝鮮と国境を接している中国の省に、北朝鮮の女性労働者の一団が派遣されて来ている。
当然ながら賃金は中国人よりも安い。
中国の企業は、この北朝鮮から一団として送りこまれて来ている女性出稼ぎ労働者達を採用して安価な製品を作っている。
欧米、韓国の企業は、どんどん購入している。
日本の企業だけが取引をしない。
何故ならば、国連の北朝鮮制裁決議を順守しているからである。
中国企業の関係者は、こういう日本の態度を怪訝に思っている。
欧米や韓国企業は、政治は政治、経済は経済と、本音と建前を使い分けて利益を得ているのに、日本だけが、そうしない。
京都を再々発見して、数年前から、1年の半分近く京都訪問を繰り返している私は、この記事を読んだ時に、即座に思ったのである。
それは言わば武士道の精神であると。