一昨日の日経新聞の小さな囲み記事には、中国の原発企業が香港で上場すると在ったのである。

日本のマスメディアの殆どと、彼等に影響を与えている言論人達は、原発について全面停止の様な論調を為し続けている訳だが、
一昨日の日経新聞の小さな囲み記事には、中国の原発企業が香港で上場すると在ったのである。
イギリスでは、原発企業は上場断念と言う事が、かつて在った訳だが、中国に於いては、事もなく上場決定。
勿論、それで得られる莫大な資金は、原発新規建設に充当するのである。
我が国のマスコミは、ただの一社も、こういう中国や、…韓国の原発に対する方針…現在24基の原発を数年内に38基にする事に正式決定…両国とも、新規原発の建設を開始した。
今回の大飯原発再開が拙速だと云うのなら、この隣国である両国に対しても、強く!「拙速である」と言うべきだろう。
私は、今回、彼らが、中国、韓国に対して、強く批判、反対したなどという報道を目にした事は無い。
中国、韓国の原発技術が、日本よりも進んでいる等と思っている様な人間は、一人も居ないだろう。
日本人を騙る者や、日本で一角以上の人間として遇されているだけではなく、祖国では英雄扱いされているような人間達を除いては。

2012/6/7、京都府立植物園にて。

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