以前に、同志社の若者が私に言った様に、「悪人が2割は少なすぎる…」、は、

以前に、同志社の若者が私に言った様に、悪人が、2割は少なすぎる、は、確かに真実であると思うしか無い時間だった。
商売の世界では、私たちは常に他者に依って、誰かに依って助けられ、大きくしてもらっている事も忘れ、己の力…全く屁の様な力であったことも知らず…で、大きくなった様な顔をしている類…大体が、高級車を乗り回し、ふんぞり返っている類の人間達…貴方の周囲にも必ず、一人や二人は居る。…世の中の為には決してならない類の悪人たちのことである。
芥川龍之介は、かつて、こう云う類を、関西の贅六、と言って軽蔑した事があるのは、彼の精緻な読者なら御存知の通り。
実は、世の中に腐るほど居るタイプの野郎達。
とにかく、命の危険だけは避けようと、切り上げて帰宅したのである。

2012/6/9、京都府立植物園にて。

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