アメリカ人は良きにつけ悪しきにつけ、大雑把であることについては、何度か言及して来た。
昨日の朝日新聞、4面の小さな囲み記事である。読み落とした人も多かったのではなかろうか。
…野田内閣は8日、インターネット検索のグーグル社が提供する地図サイト「グーグルマップ」で、日韓両国が領有権を主張する竹島が韓国領と位置付けられていることについて、「閲覧者に誤解を与えるもので、受け入れられない」との答弁書を閣議決定した。同社からは「対応するべく検討中」との回答を得ているという。…
アメリカ人は良きにつけ悪しきにつけ、大雑把であることについては、何度か言及して来た。
先日、アエラで特集された中野剛志の記事の中に、アメリカ留学した彼が、多くのアメリカ人が、日本の場所も知らない事に愕然として、「こういう連中に、物事を決められてきたのか…」という憤慨を覚えた事が、思索の一つの契機であった、と、在った訳だが。
こういうアメリカ人の性質を利用して、今になっても、例えば、突如として、従軍慰安婦の問題を、ニューヨークでトピックにしたりする連中が後を絶たないのである。
その真相は、時の権力が、国内政治情勢に於いて、自分たちの分が悪い時に、反日感情を掻き立てて、自分たちへの批判を逸らしたいと云う様な形で為されるのである。