国宝に指定し永久保存されるべき超弩級の建築物×超弩級のヴァイオリニスト村田夏帆×文明のターンテーブル:万博2025最後の夏。

ギネス認定 ― 世界最大・最長の木造建築『大屋根リング』。
建築家・藤本壮介氏、施工・竹中工務店による奇跡の建築を、
最高の一日に撮影した写真集としてまとめました。
この作品集を視聴していた私は、突然、2011/3/14に、弊社専務が私に言った言葉を思い出しました。
「洞窟で悟りを開いた空海が見ていたものは、空と海だった…」
藤本壮介氏は、あの場所が大阪の空と海の美しさを最も見渡せる場所である事に気づき、大屋根リングを設計した。
「今を生きる空海」と、何度か、「文明のターンテーブル」に書いてきた私が、彼の発想に呼応して、この写真集が生まれた事に気づいた。
9/2,私は、ただひたすら空と海を撮りに行った。
そう、今を生きる空海として。
この大リングを国宝として残せないとすれば、残せない人間達は、800年前後に生きた空海に遥かに劣る、所謂、戦後人間にしか過ぎないと言う事なのだろう。
空海が持っていた哲学、国家感の一かけらも持っていない日本人たちなのだろう。
これ以上、情けない事があるだろうか?
維持経費云々と言っている者がいるらしい。
彼らは、毎年、日本が、大した役に立っていないにも拘わらず、諸外国に対して、数兆円、数十兆円の天文学的な援助金を支出している事を知っているのか?
日本は、そのような愚かな事は、もう止めて、国内のインフラ(大屋根リングは最高のインフラである)に、お金を使わなければならないのだ、と、「今を生きる空海」は、世界に響く大音声で言う。
音楽は、日本に出現した「世紀のヴァイオリニスト」である村田夏帆が、Concours Tibor Junior 2022を圧勝した時の演奏である。

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