やるべき事、やらねば成らぬ事、達成しなければならぬ事、〈極めなければ成らぬ事〉が在ったのである。2024年12月22日

学歴ではなく「極める力」こそが人間を真に偉大にする——私が40年前に確信し、今や完全に証明された真実
ミルトン・フリードマンの論考が、40年以上前に著者が得た直観――「学歴ではなく、極める力こそが人間を偉大にする」――を100%裏付ける内容であった。
東大法学部偏重と学歴信仰が蔓延する日本社会に対し、鶴見俊輔は「本物は大学の外にいる」と喝破したが、その洞察は完全に正しかった。
大学を拒絶したメッシやイチローのように、偉大な人物は肩書によってではなく、自らが「極めるべきもの」を究めることで世界に到達する。
米国の学費高騰・学資ローン破綻の現実も、学歴病の空虚さを証明している。
必要なのは学歴ではなく、人生の核心を掴み、自らの分野を極める意志である。


やるべき事、やらねば成らぬ事、達成しなければならぬ事、〈極めなければ成らぬ事〉が在ったのである。
2024年12月22日

gooから先程届いたメール、1年前の今日から。2011/12/22.

本日の日経新聞29面には「やさしい経済学」の題で続いているミルトン・フリードマンの連載記事があるのだが(後章で御紹介します)、特に、今日の記事は私の〈解答〉の正しさ、拙著の偉大さ(笑)を100%証明しているのである。

同時に、この事は、鶴見俊輔が喝破した様に「東大法学部病」或いは「東大法学部一番卒業病」等はなにものでもないこと。
本当の本物は、こういうもの、むしろ大学を拒絶した者の中にいるだろうと彼は喝破していた。

それを、鶴見俊輔は、私が、ブログのサイドバーでお勧めしている著作の中で「えらい」と表現しているのである。
無論、駅弁大学を出て英語一つも分からない、論理的な思考能力すらなく、教養…様々な…本物の…芸術の膨大な蓄積なぞは皆無で、
出来る事と言えば強欲に走り、挙げ句、転落する…先般まで、たて続けに某有名大学ラグビー部出身者が逮捕された記事が連発した事は記憶に新しい事件だ。
この様な事例を持ちだす必要も無く、鶴見俊輔の「喝破力」の正しさと、そのことを、終に実証した拙著の正しさは、今や一目了然なのである。

思えば40年超前、京都で既述の様な生活をしていた私に、突然、宿った思いとは…「僕は大学に行く必要はないな…」というものだった。

拙著は、米国における学歴病と、その必然の様にして大学の見栄えを良くするために必要以上の投資を為してきた結果として、学費が年々高騰して行き、膨大な数の学資ローン返済困難者を生み出し続けているという「米国の現実」にも一石を投じているはずである。
本当の所では学歴には何の意味も無い…真実の人生を極める事に於いては何にも関係がないのだ、と言う事を拙著は明らかにしているのだから。

蛇足として言えば、この学歴病なるものが、どれほどのものかと言えば、仏教の様な「解脱」、或いは「正法眼蔵」の世界にまで、東大卒などという肩書が物を言う様なマスメディアの有り様を見れば明らかだろう。
今週号の週刊朝日の或る対談記事にも明らか…。

極めて簡潔に下記の拙著が皆さま方に知らしめている事を、二人の人物を上げて言えば…メッシはサッカーにおいて「正法眼蔵」し、イチローはベースボールに於いて「正法眼蔵」しているのである。
言うまでもなく、二人は東大はおろか、大学なんぞは出ていないのである。
ましてや駅弁大学に費やしている時間なぞは、全く、この二人にはなかったのだ。

やるべき事、やらねば成らぬ事、達成しなければならぬ事、〈極めなければ成らぬ事〉が在ったのである。

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