支那の宣伝を鵜呑みにする朝日新聞・吉岡記者の無定見と日本メディアの堕落
支那の宣伝を鵜呑みにする朝日新聞・吉岡記者の無定見と日本メディアの堕落
本稿は、高山正之氏がテーミス11月号で明らかにした、朝日新聞・吉岡桂子記者が中国(支那)発のプロパガンダを無批判に受け入れ、南京大虐殺映画など反日宣伝をそのまま紹介する無定見さを鋭く批判する論考である。米国メディアへの迎合、支那暴動の実態隠し、人民元の歴史改ざん、盗用通貨記号「¥」問題、蒋介石政権による残虐行為の黙殺など、日本の言論空間を歪めてきた英語屋・支那語屋特派員の実態を暴露し、日本の新聞界の堕落を告発する必読の内容。
以下は定期購読専門月刊誌テーミス11月号からである。
私は本誌を高山正之の連載コラムを読む為だけの為に定期購読している。
本論文も彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリスト=学者=作家である事を証明している。
彼は、言論人として、日本のために1.2億人分の働き、世界の為に75億人分の働きをしている。
私は、無名ではあるが、オンライン作家として登場して以来、彼と全く同等の働きをしている。
私も彼も、それを使命として、生ある限り続けているのである。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読。
支那の宣伝を鵜呑みにする朝日新聞・吉岡記者の無定見
反日プロパガンダの南京大虐殺映画を反論もせずに紹介するが
言い掛かり訴訟で企業を潰す
我が略歴には社会部警視庁担当などと並んでテヘラン特派員、ロサンゼルス特派員というのがある。
だからといってペルシャ語など喋れず、英語も赴任前に駅前の英語塾に通ったぐらい。
ぺらぺらとはほど遠かった。
ただそれは特派員としては例外で、大方は外語大出身か各大学の著名な露文、仏文などの出身者で占められる。
新聞社側もその語学力で将来の特派員候補の一人として採用する。
こちらが命を張る社会部の現場でも彼らは研修の一部門くらいに見て、やがては仏文科出身ならパリ支局に、露文ならモスクワ支局に出ていく。英文科は潰しが効く。
米国のほか英語を公用語にするインドやシンガポールなどの支局にもいく。
面白いもので、例えば仏文屋はフランスが世界で一番素敵と思う。
ド・ゴールもポンピドーも神様に見える。
親日家シラクが実は日本に隠し口座を持っていて、よからぬカネを出し入れするため来日していた。
親日家は世間を欺くポーズだった。
しかし仏特派員はそろって耳を塞いで、その辺の話は一切書かなかった。
こちらはそんな感覚はない。
ロスに赴任して吃驚したのはもう戦後半世紀も経とうというのに米紙はまだ東京裁判史観を書き続ける。
北朝鮮の記事があると必ず「かつて日本が植民地支配した」と書き添える。
「東南アジア」には「かつて日本が占領し残忍に振る舞った」という形容詞句が必ずつく。
日本を再起させない、原爆は正当化するという米国の悪意がそこから臭い立つが、そういう現実を日本人特派員は一切書こうとしない。
英語屋特派員にとって米国の新聞は神の託宣なのだ。
で、語学に中毒していないこちらは思い立って米国に登場した新しい支配階層、弁護士たちの生態を我が新聞に連載した。
米国のロースクール出身の弁護士は実に135万人いる。
それに毎年新たに3万人以上の新卒弁護士が加わっていく。
米軍将兵は陸海空軍に海兵隊員の4軍で目下140万人。
それに匹敵する弁護士軍団が米社会を支配している。
彼らはもちろん法廷弁護士も務めるけれど今では企業もメディアも議会も政府中枢も牛耳っている。
クリントン政権を例にとるとクリントン大統領もヒラリー夫人も弁護士なら閣僚格28人のうち25人まで弁護士だった。
統計によると、この新しい支配階層は米人口のほんの数パーセントを占めるだけだが国民総所得の60%を得ている。
彼らは例えば「豊胸用のシリコンで体調を崩した」という言い掛かり訴訟でダウケミカルなど大企業を何社も潰した。
世界市場を独占していた軽飛行機業界にも因縁をつけセスナもバイパーも潰し、弁護士は儲かり失業者だけが増えた。
支那がいい奴隷工場になると製造部門を支那にもっていかせ、ラストベルトを生んだのも彼らだ。
そういう米国の醜い一面を訴訟事例で紹介した。
反応はすぐあった。
まず我が社の先輩特派員から「連載をやめ、日本に追い返せ」の批判が出た。
理由は一つ、「米国人が気を悪くする」。
日本大使館からも「連載は米国を怒らす」「追放される」と忠告された。
略奪と強姦は漢族の民族性だ
英語屋にとって米国は聖地であり、それに難癖をつける特派員は存在してはならないと彼らは信じている。
尖閣の下に海底資源が見つかると周恩来が「あそこは支那領」と領有をいい出した。
詐欺師の国柄だ。
日本が突っぱねると北京は人民ともに長沙の百貨店「平和堂」を襲わせた。
何千人もの暴徒が宝飾品も化粧品も衣料雑貨も奪い、被害は35億円に上った。
青島ではイオンが襲われ、松下の工場も破壊され、数十億円の被害が出た。
略奪と強姦は漢族の民族性だ。
しかし支那語屋の特派員は「日本が標的じゃない。北京政府への不満が背景にある」と書く。
勝手に忖度する。
掠奪が犯罪だとなぜ書かないのか。
少し前に朝日新聞の吉岡桂子記者が支那の人民元についてコラムを書いた。
毛沢東は日中戦争中に「抗幣」を発行したという。
意味は抗日通貨だと解説するが、毛沢東は日本軍とは戦ったことはない。
日本軍は米国の手先となって挑発する蒋介石軍と戦った。
桂子はなぜこんな歴史を無視した書き方をするのか。
支那が日本の援助で経済力をつけて豊かになると人民元もやがて国際通貨にまで成長したと桂子は喜ぶ。
そしてドルが「$」、ユーロが「C」と表記するように国際通貨としての人民元は「¥」を使い出した。
日本円が「yen」で、元も「yuan」だから「どうしても日本円と同じ表記になる」と説明する。
で、コラムは「日中同じ『¥』はどんな歴史を紡ぐのか」で終わる。
100万人の残虐を行った蒋介石
支那人は独創性がない。
何でも真似て済ます。
知財泥だ。
通貨記号まで盗用で済まそうとする。
結果、インターネットで二つの「¥」を悪用した詐欺商法が盛大に始まった。
手厳しく「盗用をやめろ」と指摘するところだろう。
こんな軟弱な吉岡桂子を朝日新聞は今回、日曜コラム「日曜に想う」の執筆人に起用した。
先日は反日プロパガンダ映画の南京大虐殺ものを見に行った話を書いていた。
南京事件は検証もなし、証拠もなし。
米支がでっち上げた創作ものだが、彼女は「旧日本軍がやった」と断定する。
そして長崎原爆の悲惨を聞かされた支那人学生が「日本軍はもっと悲惨をやった」と訴える場面を伝える。
支那で残虐をやったのは黄河を決壊させて100万人殺した蒋介石とか、いい例はいくつもある。
なぜ反論しないのか。
支那の宣伝を鵜呑みにする支那語屋にコラムを書かせるのは百年早くないか。