女流作家に屈伏した週刊新潮——高山正之こそ現代世界唯一の「真の芸術家」である
世界的なプリマから深い敬意を集めたモナコ王立バレエ学校教授が語った「芸術家とは隠された真実に光を当てる唯一の存在」という言葉を体現する唯一のジャーナリスト——それが高山正之である。月刊WiLL(8/22到着)掲載の「女流作家に屈伏した週刊新潮」では、通名報道の欺瞞、帰化制度の欠陥、そして朝日新聞による世論操作の実態を鋭く暴く。世界必読の論考。
随分前に、世界中のプリマから大変な尊敬を受けているモナコ王立バレエ学校の老女性教授が来日した。
その時に彼女が芸術家の存在意義について語った言葉である。
『芸術家が大事な存在なのは、隠された、隠れた真実に光を当てて、それを表現する事が出来る唯一の存在だからです。』
彼女の言葉に異議を唱えるものはいないだろう。
高山正之は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであるだけではなく、戦後の世界で唯一無二の芸術家と言っても全く過言ではない。
以下は、8/22、我が家に届いた月刊誌WiLLに、女流作家に屈伏した週刊新潮、と題して掲載されている高山正之の論文からである。
私が、今の世界で、最もノーベル文学賞に相応しいのは、高山正之を措いて他にはいない、と言及している事の正しさを、本論文も見事に証明している。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
女流作家に屈伏した週刊新潮
いい加減な歴史認識の新聞の言い草など気にしなければいいのに
「創氏改名2.0」の余波
『週刊新潮』に掲載中のコラム「変見自在」が世上を賑わせた。
7月31日号に掲載された「創氏改名2.0」だ。
概要はこうだ。
今回の参議院選挙で当選した石平は、日本の帰化要件の緩さ・曖昧さを指摘した。
法務局に行き、犯罪歴と経済的基盤を問われるだけで、日本に忠誠を誓うかなどは一切聞かれない。
一方で米国は市民権を得るのに5年の待機時間と米国の歴史や政治について難しい試験をパスするなど多くのハードルが課せられ、それをクリアして星条旗に米国民としての忠誠を誓って初めて帰化ができる。
しかし、日本は「悪意をもって日本国籍を取ろうとする外国人を防げない」(石平)。
実際に、日本に帰化した元中国人の徐浩予は熱海の市長選に出て靖國神社を潰すと公言する。
しかし、この男は日本に10年いながら、いまだ日本語は片言。
しかも、帰化要件に日本の歴史知識はいらないから、何も知らない。
韓国人と同じに「旭日旗は犯罪旗」と言う。
アジアに迫った欧鯨米虎をこの地から追い散らしたのが、この旭日旗だ。
己らは自衛もできず米国にすがって、その傭兵となった恥ずかしい歴史も知らない。
こういう帰化人を増やさないためにも、正しい歴史知識を帰化の必須要件にすべきだろう。
それでも日本人を装って、つまり通名で日本を貶める外国人がいる。
そして、そんな存在を助長しているのが、朝日だ。
少し前、京都で信者の女児など7人を強姦、韓国に逃げていた聖神中央教会の牧師金保が捕まった。
「霊肉祝福」と称して日本女性を多数強姦した文鮮明と同じ手口で、長期刑を食らったが、このとき朝日の論説主幹は韓国に留学した若宮啓文。
韓国への気配りで犯人を「永田保」と通名で表記させ、韓国人犯罪を隠した。
朝日は中国にも阿(おもね)る。
世界のC0₂の3分の1を排出する中国が地球温暖化で偉そうに振る舞う自家撞着(どうちゃく)をカバーするため、東北大学教授の明日香寿川(あすかじゅせん)を使って、実は「中国こそ地球温暖化対策の優等生」とし、その中国に排出権一兆円を払わせられる「日本こそ悪者」とオピニオン面すべてを使って語らせた。
しかし、この明日香も実は通名で、出自はれっきとした在日中国人で、家業は中華料理屋だった。
朝日はそれを知りながら、通名で日本人学者と思い込ませ、日本人は首を捻りながら中国を見直すことになる。
物凄く悪質だ。
同じ例は多い。
女流作家の深沢潮に朝日は日本人の差別意識を批判させた。
深沢は1994年に帰化した在日韓国人だった。
しかし新潮社の女流文学賞受賞(2012年)インタビューでは「上智大卒で日本語講師をし、外国人と知り曾う機会が多かった。中に在日の人がいてその苦労を知った。それをもとに今回の作品を執筆した」といったような発言をしている。
朝日が彼女の出自を明かしたのは、最近になってからのことだ。
日本映画界でプロデューサーの女優に対するセクハラが目に余ると告発した水原希子も、米国人と韓国人の間に生まれ、日本人とは縁もゆかりもない。
日本名で日本人を内部告発するような書き方は危ない。
朝日はそういう人物の意見を掲載するなら、外国人名で語らせるべきじゃないかと、このコラムで指摘した。
この稿続く。