新工場は「カムリ」「カローラ」などを生産しているゲートウェイ工場の敷地内に第２工場として建設する。タイ政府の優遇政策の対象となっている戦略小型車を含む乗用車を生産する、ゲートウェイ工場は今年５月に生産能力を現在の20万台から22万台に積み増す方針を決めており、矢継ぎ早の生産増強となる。

欧州の新車販売現代、トヨタ抜く

—————————-
来月から、岩手工場で　トヨタ、月産３万台
新型ハイブリッド「アクア」

トヨタ自動車は17日、2011年12月に発売した新型の小型ハイブリッド車（ＨＶ）「アクア」の生産台数を１月に約２万台、２月と３月はそれぞれ約３万台とする計画を明らかにした。国内の車種別販売１位のＨＶ「プリウス」に次ぐ生産規に増やし攻勢をかける。

アクアは子会社の関東自動車工業岩手工場（岩手県金ヶ崎町）で生産する。国内の販売目標は月１万２千台、すでに６万台超を受注している。販。売が好調なら、生稽力拡大も検討する。

アクアの燃費性能はガソリン１リットルあたり３５キロメートルと世界最高水準。価格はプリウスを下回る。
トヨタの豊田章男社長は「アクアは東北のものづくりの基盤を強固にするための車だ」と強調。「超円高を乗り切るには国内で作って国内で売るしかない」と述べた。