中国機へ緊急発進3倍…日経新聞1月20日3面より

空自11年4~12月、143回に

防衛省は19日、領空侵犯の恐れがある中国機への航空自衛隊機の緊急発進(スクランブル)が、2011年4~12月に前年同期比約3倍の143回に急増したと発表した。

国別の緊急発進割合を公表した02年度以降で最多だった昨年度の96回をすでに上回った。中国空軍の情報収集の強化か背景にあるとみられる。

同4~12月の緊急発進の全体の数は計335回で前年同期から45回増。国別では対ロシア機が引き続き最多の175回を占め、対中国機が143回で続く。

統合幕僚監部は「東シナ海域で中国の情報収集機が目立つ。沖縄県の尖閣諸島に近づくパターンが増えている」と分析した。

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