日生、新興国で運用強化…日経新聞1月20日4面より

インド大手に220億円出資

…前略。

日本生命がリライアンス社と提携したのは、金融市場の混乱で資産運用の重要性が増しているため。日本生命の資産運用収益は2011年3月期で1兆5383億円。経常収益の23%を占めるが、前の期比1・1%減った。

09年には英資産運用大手のシュローダー・グループと業務提携。11年には米資産運用大手のピムコを傘下に持つ独アリアンツに約600億円を出資した。国内は超低金利で高い利回りを確保するのが難しい。

今回の提携で先進国だけでなく、新興国での資産運用に本格的に乗り出し、資産運田収益の底上げを目指す。
国内市場が縮小傾向にある中、日本の生保は海外に活路を見いだす。

第一生命保険は中国で現地企業と合弁生保の設立準備を開始。明治安田生命保険は独やポーランドの生保に出資した。円高も追い風になっており、海外の企業との提携が続く可能性もある。  

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