ロラン・バルトが日本を訪問して「表徴の帝国・日本」を書いた時に、

読者の方は御存知の様に、私が、京都を再々発見してから以降は、ずっと庭園をメインに観ていた。庭園が私の心を占めていたと言っても良いだろう。

夢想国師、石川丈山、小堀遠州、本阿弥光悦、大河内伝次郎、小川治平衛、重森三玲…。建物は不要・無用とすら感じていたか。
奈良が、これを是正してくれた訳だが。
ロラン・バルトが日本を訪問して「表徴の帝国・日本」を書いた時に、真っ先に取り上げていたのが、此処だったはずである。

1月23日、午後2時。仁和寺・金堂(国宝)にて。

 

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