デジカメ個性色々 パナソニック 他…朝日新聞2月1日6,9面より
パナソニックは31日、春商戦向けにコンパクトデジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズの新製品9機種を発表した。ズーム性能や感度を高めた薄型カメラや防水カメラ、二眼式3Dカメラなどの多機種展開で販売増を目指す。16日から順次発売する。
カメラ性能が向上したスマートフォンの普及に押されて、コンパクトデジカメの国内販売台数は縮小傾向にある。担当者は「強く買いたいと思ってもらえるよう、多様な機種を用意した」と話す。
新製品の「DMC-SZ7」(店頭想定価格約3万円)は、厚さ21ミリの本体に光学10倍ズームレンズを搭載。スマートフォンにはないズーム性能やオートフォーカス速度をアピールする。
「DMC-3DI」(同約5万円)は、同社のコンパクトデジカメとしては初の二眼式3Dカメラ。このほか、水深12メートルまでの防水機能を備えた「DMC-FT4」(同約4万5千円)や光学20倍ズームレンズ付きの「DMC-TZ30」(同約4万円)などを発売する (木村和規)
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■消費支出、10ヵ月ぶり上昇
昨年12月の1世帯あたりの消費支出(単身世帯を除く)は32万7949円で、物価変動を除いた実質で前年同月を0.5%上回った。プラスになるのは東日本大震災前の昨年2月以来、10ヵ月ぶり。総務省が31日、家計調査(速報)として発表した。
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■住宅着工、2011年も増加
国土交通省が31日発表した2011年の新設住宅着工戸数は前年比2.6%増の83万4117戸となり、2年連統で増加した。
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■被災地向け投資ファンド
大和証券グループの大和企業投資は31日、震災の被災地の中小企業やベンチャー企業に出資し、雇用の維持などを目指す投資ファしドを設立した。中小企業基盤整備機構と、七十七銀行、岩手銀行が計70億円を出資。さらに募り、150億円規模のファンドを目指す。
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■トマトとチョコの出会い
トマトを練り込んだチョコレート菓子「ショコラ・ド・トマト」を明治が31日に全国で発売した。ホワイトチョコにフリーズドライのトマトを練り込み、甘酸っぱい味わいを出した。同社などが提案している、野菜にチョコをつ
ける食べ方を初めて商品にした。参考小売価格は税込み138円。