地元・アジアの銀行に好機…日経新聞2月2日6面より

欧州銀が資金引き揚げ

…前略。

一方、日本の銀行はその対極にあり、優良案件に狙いを定める。安全志向が強い日本の銀行は、アジアで新規融資に乗り出すよりも、資金難の欧州銀との間で資産購入や資金の貸し出しを行うことを好む。

三井住友銀行は、欧州銀向けに800億ドル相当の融資を見込んでいる。動向か読めないのは中国だ。国境を越えた融資活動を掌握する国際決済銀行(BIS)に、同国の銀行が報告を行わないためだ。

中国が欧州銀の苦境に乗じ、行動を起こすかどうかは別として、チャンスをうかがっていることは間違いない。アジアは世界で最も経済成長の著しい場所だ。そして米銀や欧州銀に比べ、アジアの銀行がはるかに優位に立てる場所でもある。

(1日付)=英フィナンシャル・タイムズ特約

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