国策国営深まるジレンマ 電力改革の実験場…日経新聞2月4日1面より

…前略。黒字化は私。

安い料金で電力システムのお手本とされてきた韓国も国策国営のジレンマに揺れる。日本の約3分の1という電気料金は昨年、2度引き上げられた。国民生活や産業競争力を下支えする低料金は、政府が筆頭株主である韓国電力公社の赤字と引き換えだったからだ。

政府は公社を「国のコストセンター」と割り切ってきたが、公社の前社長は「低料金が経営に損害を与えた」と株主代表訴訟を起こされた。

料金引き上げが避けられなくなったものの、政府は反発を恐れて値上げ幅の圧縮を指示。料金はいまだに発電原価を下回る。

…後略。

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