政治家のお手本 三谷 光男…日経新聞2月22日40面より
宮沢喜一先生と出会ったのは、私か松下政経塾の3年生だった1986年のことだ。先輩の勧めで宮沢事務所に秘書として入り、16年間、政治家のあるべき姿を学んだ。
88年、リクルート事件が起きた時のことは忘れられない。先生は大蔵大臣を辞任し、選挙の情勢も厳しくなった。
「宮沢は地元のことは何もしない」との批判を覆そうと、私は「過去に地元に貢献した実績をまとめましょう」と進言した。だが先生は「今やらなければいけないことを教えてくれ」とだけ答えられ、私は余計なことを言ったと悔やんだ。
過去の実績の宣伝など頭の片隅にもなく、先生はこれからの課題にのみ頭脳とエネルギーを傾けていた。金融危機に見舞われた98年、小渕恵三首相(当時)に請われて大蔵大臣に就任すると、すぐに自民党税制調査会のドン、山中貞則さんの部屋に。
特別減税の話を2人でまとめてしまった。大胆な財政出動も決めた。国債残高が膨らんだ発端との批判もあるが、先生は何度あの場面に遭遇しても同じ手を講じるだろう。
…後略。
(みたに・みつお=財務政務官)
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