大阪城及び大阪城公園駅、そして大阪城の梅林について。

いやー、凄かった。これで無料というのがまた凄かった。此処こそ日本一。

大阪は凄い。

チンピラ(これは何処にでもいるわけで)たちが市価を貶めているだけで、これだけ素晴らしい梅林を無料で見せる、その精神は間違いなく日本一だ。

だいたい、神社仏閣は、拝観料を取り過ぎ。それでいて税金は払っていないというのは、良い事ではない。

今日は取り敢えず新大阪駅で待ち合わせ昼食を摂ってから動く事にしたのだった。

電車賃にも驚いた。新大阪駅~大阪城公園駅は170円!なのである。

JRの大阪城公園駅が出来てから初めて行ったのだが、駅舎及び駅周辺の素晴らしさも、梅は大阪城が日本一。この内容で無料というだけで圧倒的に日本一、そう芥川は確信した。

昨日、3月3日の北野天満宮も、勿論、良かったし大満足だったのだが、この大阪の心意気…本当の偉才であった豊臣秀吉の精神が生きているとまで思った。

芥川は大阪城公園を食わず嫌いの様にして過ごして来た。

芥川にとって大阪城公園は桜の名所という位置づけだった。

かつて、花見が嫌だった。あの桜の下で宴会をする感覚が嫌だったのである。
特に、集団で騒いでいるあの感じが大嫌いだったのだ。

だから数年前、京都を再々再発見するまでは、花見に行かなかった。

だいぶ前に、或る方が、桜の宮公園沿いの桜は素晴らしいから、行きましょうと強く誘われて、渋々行って、「良いじゃないか」、と驚いてから、此処の桜だけは、毎年、観に行く事にした。先年、此処の写真を掲載した事もあるはず(まだデジカメで写真を撮っていた頃)。

大阪城公園・梅林の素晴らしさには、それぞれの品種をきちんと書いてくれている事もある。

感心し、夢中に成って写真を撮っていた私たちが、大の梅好きであると察知されたのであろう、御老人が、此処にも2本しかない、極めて貴重な品種の梅の前で、私たちに解説してくれたのだった。

それだけには留まらず、梅林の終点近くで現れたおばさんは、弊社専務に、懇切丁寧に、解説をしてくれたのだった。

聞けば、御二方ともボランティアで為さっているのだそうだ。

芥川は大江大人が契機で北野天満宮が好きに成り、当然の流れとして、大の梅好きになった訳だが、今日の、御両人も、梅好きが高じて梅の大家に成られた訳である。

実に有り難いことだった。

橋下大阪市長も、北ヤードを半値八掛けで手に入れた様な者に洗脳されて、第二期分を公園に等と、戯けた事を言っている暇に、JRに乗って、全くの一私人として、一市民として、大阪城公園駅に降り立ち、梅林まで歩いて行かれるべきである。

それと、もう一つ、先般、芥川が、重要な提言をした、偉才・原広司の最高傑作のひとつである、梅田シティの空中庭園に行くべきである。

そうすれば、すべてが見え、全てが分かる。

余分な事に、時間と精力を費やしているべきではない。

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