2012/3/10、城南宮。午後3時。


昨夜、もしやと思って梅便りを検索して見れば、この間まで〈咲き始め〉だった城南宮が、その売り(笑)である、枝垂れ梅が、一気に〈見頃〉と成っているではないか。

毎日、芥川の代わりに、本当に堪らない犬畜生にも劣る連中を相手に、頑張ってくれている弊社専務のストレス解消と、元気回復の一助になればとの思いに、日ごろの奮闘への感謝を込めて、JRで京都に向かった。

城南宮というのは御存知の方も多いと思うが、京都に在る名所・旧跡の中で、最も、道中に何もないと云っても過言ではない様な場所に在る(笑)。

そこで、地下鉄・竹田駅からは真っ直ぐタクシー(ワンメーター)で向かうのが一番。

以下の城南宮についての解説は、城南宮のHP http://www.jonangu.com/history.htm から。

城南宮は、平安遷都の際に、国土の安泰と都の守護を願って、王城(都)の南に祀られたお宮であることから、城南宮と称えられます。

そして、国常立尊くにのとこたちのみこと〉 八千矛神(大国主命)(おおくにぬしのみこと)やちほこのかみ 息長帯日売命(神功皇后)(じんぐうこうごう)おきながたらしひめのみこと の三柱の神様を中心にお祀りしています。

平安時代の末になり、紀州の熊野三山に参詣することが一大ブームになりました。出立の前には精進潔斎を重ね、道中の無事を祈り旅立ちました。特に白河上皇や鳥羽上皇は熊野詣の精進所として城南離宮をしばしば選ばれました。

ここに7日程籠って身を清め、道中の安全を祈願して、往復一月にも及ぶ信心の旅に出掛けたのです。
 
また当時の人々の心を捉えた方違えの宿所に城南離宮が選ばれる事も多く、城南宮の方角の災いを除く方除、旅行安全の信仰を見ることができます。

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