この歌が、あんまりふるっているものだから、時々、思いだしては笑ってしまうのだった。

卒業式の予餞会でクラスを代表して、それらの曲を歌っただけではなく、私は、実は、もっと、とんでもないことをしていたのである。
中学3年生の修学旅行は、近隣の中学校数校と一緒に、JRを借り切っての旅だった…
行き先は確か東京だったはずだが…うん、上野動物園の印象があるから間違いは無いだろう、
この車中で各校が、それぞれに何かやるのであるが、私は、閖上中学校を代表して、何か歌を歌う事になった。
この歌が、あんまりふるっているものだから、時々、思いだしては笑ってしまうのだった。
この歌もYouTubeに在るのでは…流石に無かった程の。

普通じゃ考えられない歌なのである。
それでも、此処がネットの良い所で、三浦洸一 今は悲しい星々と、と叩いたら、曲名は「こころの灯」であると直ぐに分かった。
大体、中学三年生が、こういう唄を歌うか、という話でもあるわけで、そのことを思うだけで、いつも笑ってしまうのである。
さりながら、私の、この歌は、あの時、列車に乗り合わせた他校の生徒たちにも強烈な印象を残したらしい。
何せ、渋い歌手だった三浦洸一の、渋い、渋い歌で、私の記憶ではB面の曲だったと思う。

こころの灯


2024/3/10 in Tokyo

 

 

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