2012/4/1、天龍寺にて。⑧
そんな所に精力を費やしてどうするのだ、それで本当に国の統治はできるのか、よく考えてみた方がいいのだ。そんな所に精力を費やす事には、何のメリットもないのである。山ほどのマイナスはあっても。
国を統治するという事は、ライバルとなる国々が、10年越にわたって甚だしい為替安政策をとっている時に、無策を続けて、世界に誇る我らが大企業群を、次から次へと、そのシェアを落とさせ、2番手3番手企業に追いやるような事ではないのだ。
その反対の事を為すのが国を統治するという事であり、為政という事なのだ。
2012/4/1、天龍寺にて。©芥川賢治
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拙著を日本中の方々が読まれて、皆さま方が、芥川が書いた〈解答〉を、
皆さま方が選んだ為政者に実行させるしかないのだ、と確信しているからです。
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