書評は後藤 正治(ノンフィクション作家)なのだが、その書き出しが、また、見事だった。
書評は後藤 正治(ノンフィクション作家)なのだが、その書き出しが、また、見事だった。
黒字化は。
…その権勢において、金力において、上昇と下降の劇的さにおいて、田中角栄は戦後最大の政治家だった。
…後略。
私が何度も言及して来た事、世間のほぼ99%が、田中角栄バッシングを為していた時に…政治とは何か、という真実を、
日本で誰よりも知っていた唯一の人にして、本当の俊秀だった小室直樹に触発された事と…田中角栄評の中に、本当の真実が在った事を、
言わば、一瞥にして知った私は…読者の方々が御存知の様な形で、田中角栄に言及し続けて来た。

2012/4/28、九条邸跡・拾翠亭にて。