仙洞御所の烏。
2012/4/24、仙洞御所を訪れた時のことである。
案内開始して、程なく、庭に入る前に、宮内庁OBの説明員の方が、御所には、250羽の烏がいること、その内、仙洞御所には50羽が居ること、烏は餌がなくなると共食いをすること等を話し出した。
去年、京都御所を訪れた時にも感じたのだが、説明員の方たちは、多分、芥川の、文明のターンテーブルを読んでくれているのだな、と。
去年、リフレッシュ退院をしていた時に、御所の事務所を訪ねた時、結構、長い時間、話をした事があったのだが、その時に、ブログとしての「文明のターンテーブル」を読んでくれ、と、言った事があるのである。
去年、先導員にして説明員の方が、「これらの庭園は、日本の地方の風景を写し取ったもの、再現したものです…」と言った時に、読んでくれているな、と、確信したのだった。
何故なら、その暫く前に、芥川は、「京都の庭園とは、日本の地方の美しさ、日本の地方の山脈、日本の地方の森、川、海の美しさを再現したものなのである」、と書いていたからである。
さて、烏だが、当日の説明員の方は、庭園の或る場所でも烏に言及したのだった「此処には、スッポンが上陸して卵を産むのですが、殆どの卵は烏に食べられてしまう。」
歩きだしても、言っていたのだった「仙洞御所には蝉は殆どいない…烏が蝉の幼虫を食べ尽くしてしまうから。」
先日、芥川が、烏を引用して、とても重要な事を書いたのは、読者の方なら、御存知の通り。

2012/4/24、仙洞御所にて。芥川賢治。
さぁさ、皆さま方、読書じゃ、購読、功徳、御購読。芥川の「文明のターンテーブル」は、仙洞御所の州浜にも負けない、広大無辺の「海」を持った本ですぞ。(笑)本屋に急がれい。「文明のターンテーブル」を読まずして21世紀は語れない。
66年に一度の好著である拙著を、いまだに購読されていない方は、今すぐ最寄りの書店か、サイドバーのネット書店か、電子書籍で購読した方が良い(笑)。何故なら…
皆さま方が選んだ為政者に実行させるしかないのだ、と確信しているからです。
神に与えられた使命を果たしている結果としての言葉…に出会う。
「文明のターンテーブル」第一巻 近未来100万部突破。
銀河鉄道の夜.jp(「銀河鉄道の時刻表」)にてスタート。
<ネット書店>
文芸社/
≪BOON-GATE≫
