外人さん達は足元の二羽は見えなかったが、芥川からは、この二羽が、見えていた。

昨日は、中には入らずに、外側から、国宝である金堂の全景写真が撮りたかったのである。

それで、南門の方に向かって行き、望み通り、金堂の正面写真、及び、八嶋神社越しの五重塔を撮り、南門を出た時に、外人さんの一団が、何やら、南門の掘の方にカメラを向けている。

さて何事かと、行ってみれば、殆ど水の無い沼地に、カルガモの一団が、集まって眠っていたのだった。

外人さん達は足元の二羽は見えなかったが、芥川からは、この二羽が、見えていた。

実に、良い写真が撮れたと思う。これもまた、十二分に、東寺と芥川の正法眼蔵の賜物なのであり、あだや疎かには出来ないのである。(笑)

2012/5/10、世界遺産・東寺にて。(C)芥川賢治。

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