ベンチ裏で選手を殴る様な…メジャーリーグでは全く考えられない様な監督を下士官タイプと名付けて、その愚劣さを日本軍に例えている所等、作家としては当然な真っ当な感覚は芥川と共有するものだが、

結構長いコラムを締めくくっていた最後の言葉に、芥川は「違和感」を持った。

…前略（前文と言うか、長い全文略の意味）

震災処理で露骨になった日本型「失敗の本質」は、メジャーリーグでは見たくない。

＊日本型「失敗の本質」…さも構造主義的な、如何にもありそうなペダンチックな言い方なのだが、

芥川は、事の本質は、そんな事では無くて、簡単な事だと断言する。

誰もが御存知の様に、アメリカの大統領選挙とは、最も実力の有る者、世界を相手にしなければならない米国の大統領として、世界のリーダー足るに相応しい、最も識見や胆力を備えた人物、