雨上がりの緑の素晴らしさは、山国育ち、森育ちの人には説明不要だろう。

雨上がりの緑の素晴らしさは、山国育ち、森育ちの人には説明不要だろう。

花々に残る滴の魅力は、花々が好きな人には説明不要だろう。

梅雨となれば、花菖蒲、と、一目散に菖蒲園に向かう人にも雨上がりについては説明不要だろう。

昨日、芥川は、京都府立植物園で450枚超の写真を撮った…これは、かつて芥川が一か所で撮った枚数としては、最多だった。

上記の雨上がりの魅力に加えて、総代として(笑)今年は、薔薇を見とどけると決めてから、薔薇の花弁、一葉、一葉を撮り出したからでもある。

写真の効用は、計りしれないもの。

昨日、芥川が、芥川と芥川の会社を大変な目に遭わせた悪党どもと、何ら変わらない悪、と、大阪駅に着いてほどなく遭遇した事は既述の通り。

違いは、後者は、まともな人間の顔をして、家族なるものを護府にして、心理学的には、己のエゴを誇示する物の象徴であるらしい高級車を乗り回して、おれは金を稼いでいる、俺は正義である、といった顔をしていると云うだけの事。

同様に悪人である事には変わりが無いのである。人から盗んだ様々のもので、金を稼ぎ、大きな顔をしている人間達、貴方の周りにも掃いて捨てるほど居るはず。

最澄が言った所の、或いは、天台宗が現代に於いて、最も大事な事だとして繰り広げている運動と云うか、キャンペーンというか、

正に、その通りであり、芥川は、この「檄(げき)」を発したというだけで最澄を最大限に認めていることは御存知の通りである、

「国の一隅」たちは、そう言う者たちから、遥か遠く、これ以上ない、優しさや、美しさの中で生きているのである。

知性の中で、徳の中で生きている人達。

全ての技術革新を為して来た人達。

本当の国の礎である人達。

そう言う人たちの反対側に居て、頑迷とエゴイズムの中に生きている悪、

こういうものに遭遇する事から免れないのが人生で在る訳だが、

例えば、昨日の素晴らしい写真の数々、450枚超は、そういう醜悪と遭遇した時にやってくる、やり場のない怒りを、心底、和らげてくれた。

それが写真なのである。

しかして、闇雲に、写真撮影お断りなどという神社仏閣は、宗教以前だと、以下だと芥川は云うのである。

勿論、本尊とうについては、そういうものなのかなとは思うが。

が、芥川は、例え、本尊であれ、写真撮影させるべきだと思う。

何故かは言うまでもない。写真は、何時でも、或いは、直ぐに正法眼蔵に導くからである。

撮影できるから、芥川は、天龍寺、龍安寺、金閣寺、銀閣寺、詩仙堂、清水寺、東寺、etc.に、何度も何度も行くのである。

理由も云うまでもなかろう。

国富論的な理由を云っても良いのである。

今もなお、日本が世界に誇る、世界を圧倒的にリードし、日本国に多大な貢献を成している産業の一つが、カメラ業界であることは言うまでもない事。

これから日本にとって益々、重要な存在と成る、中国からの観光客を観れば、一目瞭然に分かるはず。

多くの人が、芥川のカメラより一段の高級品である事は一目瞭然の、ニコンやキャノンをぶら下げていること…多くの日本人と同様に、老若男女を問わず。

これを闇雲に拒否する神社仏閣は、宗教ではないとすら、芥川は思うのだ。

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