「日本の失われた20年」は何故起きたのか。

「日本の失われた20年」は何故起きたのか、結論を出すとすれば、私たちの国は、ロッキード事件以降、顕著に、マスメディア全体主義の国と成っていたからだ、と。

世界に相渡る知性の国では無く、内向きの象徴であり、日進月歩の技術革新競争を続けている世界の知性とは全く関係の無い…頭に在る事は手柄=政治家や急成長した経済界の寵児を、いかに逮捕するか=を上げ、己の立身出世を果たし、定年後の生活も超高給取りとしての優雅さを確立したい…エゴイズムの塊の様な検察と、この国のマスコミの出世コースとは重なりあっていて、彼らは「特落ち」は致命傷「特ダネ」は名声の確保…この両者の、全く世界とは関係の無いエゴイズムがピッタリ重なって…「正義」の大合唱を直ぐに始める国…民主主義とは反対の国=マスメディア全体主義を完璧に作り上げて来た結果が、「日本の失われた20年」だったのである。

僕が、今の民主党の執行部に対する軽蔑を打ち払えないのは、自分たちの党に向けられた刃だったのに、民主党として徹底抗戦しようとは全くせずに、それどころか、マスメディア全体主義を利用した集団が作っている政権だと見えるからだ。

©芥川賢治

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