前章の続き。

或る者は人生65年にして、私たちの国の為に、素晴らしい文章を書いてくれた…65年も掛けて私たちの国が、どんな国だったかを具体的に、完璧に教えてくれた。

 

私たちは、彼らに、検察関係者や大新聞の論説委員以上の…ましてや下らぬ芸人たちなんぞが得ている莫大な報酬以上の、報酬を彼らにこそ与えなけれなならない。

 

この下らぬ、ひしゃげ顔や、じゃがたら顔が、日本を我が物のようにして振舞って来た有様は、今夜を持ってピリオドを打たねばならないのも無論。

 

古今東西、偉人たちは、地政学上の辺境にこそ、真実があるとして、或いは、心の辺境から、真実を書いて来た事は無論…体制の中に居る者は皆、満ち足りた思いあがりの中で、偽善と、保身とエゴイズム言う名の悪に染まるのだ。

 

週刊朝日を日本中の活字が読める人間全員が読むということは、この雑誌が、莫大な報酬を、真実に到達した文章を書いた人に与える事が出来る事にも成るのだ。

 

あなたは…テレビを…ただで観ていると思っているが、そうではないのだ。たった一度きりの人生を生きている あなたにとって もっとも 貴重なもの…あなたの時間を 阿呆たちに、奪われ、かれらが莫大な富を得ているだけなのだ。

 

あなたが ただで 観ている代わりに 彼等は 資本主義から カネをもらうのだ。


あなたのための…あなたに 真実を さししめす ための 番組を つくる訳はないのだ…それこそ 大問題にすべきだろう 「テレビとカネ」の問題として、20年間、国会で、騒ぎ続けるべきだったのだ。

 

1円も払っていない あなたのために テレビが あなたが賢い人間となるための 番組を作ってくれるほどの お人よしだと あなたは 思い続けて来たのだろうが。

 

小室直樹や 芥川賢治の様な お人よしは 世間では 奇人や変人 奇特な人間なのだ…普通は 誰も ただでは 書いてくれない 教えてくれない…だから350円を出して週刊朝日を買って読むのだ。


たった350円で あなたは 世界最高の知性の持ち主に成れるのだ。

 

そうなったら あなたも 日本も 鬼に金棒。


©
芥川賢治

 

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