今晩は。

民放は5局、新聞は5社も東京1極に集中して…そこに働いているのは3万人超…日本有数の高給取り団体である…その民放は下らぬ芸能人のために番組を作り続けた…20年超、24時間、かれらの番組を見続けたのは12千万全員…それらは、余程の阿呆でない限り、明らかな事を、何故か、伝える事はなかった。


この2年間、発行部数26万部の週刊朝日は、日本の真実を伝え続けた…わずか9万部のニューズ・ウィーク日本語版は、世界の真実を伝え続けた。

以下に、前者の、定期コラムニストである女性の、表情まで浮かんでくるような文章を…今、フランスに住んでいる人、世界一周の旅をしている若者、小学
6年生の頑張り屋さんetcな…各界、各層の、芥川の読者に贈る…

検察、怖い  しがみつく女  室井佑月

ある飲み会の席で、知り合いの編集者が恐妻の話を延々としだした。すっごく溜まっていたみたいで。


そこから、今いちばん恐ろしいものの話となった。

あたしは「検察に目を付けられること」と答えた。

「あいつらに捕まったらおしまいじゃん」すると、みんなは笑った。
「なんでおまえみたいな小物が目を付けられるんだよ」と。
あいつら、小物だってやるときはやる。とってもねちっこい集団なんだから。

その昔、あたしの秘書であった女が、東京地検特捜部に起訴されたことがある。

 

どうでもいいような作家のどうでもいいような批判を書いただけで、事情聴取を受け、在宅起訴された。どうでもいいような批判の前に、秘書はさんざんどうでもいい雑誌に検察の批判を書いていたからだ。ちょろっとウケたから調子に乗って何度も書いたのが悪かったのか。

誰もが知ってる特捜部に目を付けられてしまった人といえば、田中角栄とか、リクルートの江副浩正とか、ライブドアのホリエモンがいる。巨大な経済事件や疑獄事件で動くのが特捜だって思ってない?

 違うんだよ。大きな事件を扱う間の暇な時間に(たぶん)、彼らはどんな小物にも復讐をする。恐ろしいことだ。

 ほんでもって、もっと恐ろしいのは、その取り調べ方法が異常であるところ。調書も検事の胸三寸でどうにでもなるところ。

 厚生労働省の村木厚子さん冤罪事件に絡み、検事が3人も逮捕された。

 証拠をねつ造し、そのねつ造を知りながら隠蔽しようとした容疑だ。

 しっかし、驚いたね。彼らの変わり身の早さに。 
直接ねつ造した前田恒彦容疑者は、当初容疑を否認していたが、
最近では、
上司にねつ造を報告したが、隠蔽を指示された」と元上司を告発する自己保身ぶりだ。
また告発された元上司である大坪弘道容疑者は、「最高検のストーリーには乗らない」
そういって、徹底抗戦の構え。さらに佐賀元明容疑者は、「取り調べの全過程を可視化しろ」そう要求しはじめた。びっくりだ。これまで取り調べる側にあった人聞が、突然逆の立場になるとこんなに変貌するってか。

 

ってことはさ、彼らがこれまで自分たちで行ってきた捜査は、「検察のストーリーに沿った無理矢理の捜査」であり、「可視化をしないと自分が被害者にでっち上げられてしまう」ということを、本人自ら暴露したってことじゃんね。
 もちろん、今回の問題をこの3人の容疑者に押しつけ幕引きを図ろうという検察庁幹部の思惑があるとはいえ、である。
 だから、あたしは小沢一郎を応援する。こんな検察に目を付けられて、まだ死んでない。もしかして狙われた場合、彼のこれからの動きが参考になるかもしれないもん。

 


 

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