50年の計と、100年の計。

今の日本の政治家の中で、誰が、そのような思想を持っていたかは、言うまでもないだろう。或いは、そのようなDNAを持っていた者が誰なのか。


田中角栄は…ほんとうの田中角栄として、きちんと語られるべきだろう…彼以外の誰が、あの時に、周恩来、毛沢東と直談判をして、電撃的に、日中友好条約を締結して、日本を救う事が出来たか。

 

真剣に考えるべき時、彼を復権させるべき時は、とうに来ている…待ったなしだ。

 

思想の無いものに出来ることは、現状維持か改善がせいぜいなのである。

それどころか、その場しのぎの、おためごかしか出来ないのが真相だろう。

 

本物の思想をもったものだけが、閉塞を打破できるのであり、100年の計を打ち立てられるのだ。

 

因みに、前記の事を為した武将は、60万石の藩=国を維持し続けた。

 

その結果、今日に至るまで、この県は、学都と称せられ、東北地方の首都として君臨する大都会を持ち、一度も、貧困の県であったことはなかった。

 

戦争に向かう様な方向で、核武装しよう等と言う様な方向で、国民を、一方向に向かせようとする様なことは、思想ではなく、感情と言うのである…今の時代に戦争をしたい国が有るとしたら、或いは出てきたら、世界が許さないし、神の怒りに触れて…自壊する事は、既述した通り。

 

共産主義を抱え、人口13億人を抱える、中国の指導者が、そんな馬鹿に務まる訳がないと、僕は思うし、暴徒は、中国人の一部…も、結構な人数になる訳だが…に過ぎないと芥川は断じる。


中国とは、少なくとも、
50年の計で付き合って行かなければならないのだ。

 

北京の若者にとっての最大の関心事は、マイケル・ジャクソンの、次のpop of kingは誰か、と言う事だと、今週号のニューズ・ウィークは伝えているが、それが真実だろうと、僕は思う。

 

中国の指導部の最大の関心事は、貧富の差の拡大の防止=内陸部の発展、農村の収入アップであって、尖閣諸島なぞではないと芥川は断言する。

 

ゆえに、大新聞論説員、テレビの罪は深いのである。

 

©芥川賢治

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